お葬式の流れ②~ご安置から納棺

お葬式の流れ~ご安置から納棺まで~

葬儀の日程を決める

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喪主と葬儀の方針を決める

まず、喪主を決めます。配偶者、長男、次男…、長女、次女…という順で決めます。子が親より先に亡くなった場合は「逆縁」といい、本来なら親が喪主をやらないのですが、現在では親が喪主をやるのも一般化してきているようです。

必要なら世話役も決めますが、最近は小規模化しているので世話役を頼まないことも多いです。世話役は葬儀規模に応じて役割分担をします。

喪主や世話役が決まったら、葬儀形式や葬儀の規模、予算や式場を決める必要があります。

菩提寺の都合を聞いて日程を決める

菩提寺とは分かりやすく言えば、家と寺との間の契約関係です。先祖代々のお墓があればそこを管理しているお寺が菩提寺です。菩提寺がある場合は菩提寺の都合を聞いて日程を決める必要があります。また、日程調整については火葬場を押さえなければならず、火葬場は「友引」の日は休んでいることが多いので注意が必要です。

菩提寺が遠方にあり、葬儀が困難な場合は菩提寺に近くのお寺を紹介してもらえないか聞いてみましょう。菩提寺に無断で葬儀を執り行うと納骨を断られることがあるので注意が必要です。その他諸事情により菩提寺を使わない場合でも、トラブルを避けるために必ず事前に相談をしておきましょう。

菩提寺がない場合は、宗教者なしの形で、読経などをしない葬儀もありますが、故人や遺族の希望で読経をしてほしい、という方にはお坊さん便にて宗教者を手配できます。ご相談ください。

 

斎場を決める

セレモニーホール

つばさ セレモニーホール

通夜・葬儀・告別式を行う施設

斎場とは通夜・葬儀・告別式を行う施設のことです。昔は自宅で執り行うことが多かったのですが、現在では斎場を利用するのが一般的です。

公営斎場と民営斎場

公営は地方自治体などが主体となって運営している斎場で、使用料の安さや火葬場を併設していることが多いという特徴があります。ただし、時間制限や利用者の住所制限があったり、交通の便があまりよくない場所にあることが多いです。そもそも人気が高く、希望の日程で予約をとれることは難しいです。

一方、民営斎場は多少割高にはなるものの、アクセスが良好な場所にあることも多く、式のプログラムや出棺時間などの面で融通が利きます。

 

戒名とお布施の用意

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菩提寺に納骨するためには基本的に戒名が必要

戒名は本来仏弟子に与えられる名前ですが、現代では葬儀の際に、導師に戒名を授けてもらう事が多いです。したがって、菩提寺がある場合は、菩提寺の住職から戒名を授けてもらわなければ、原則としてそのお寺には納骨できません。無宗教の霊園などに納骨する場合は戒名が不要ですが、寺院に納骨する際は戒名が必要かどうか確認しておきましょう。

戒名のランク

現在の傾向として、戒名料によって戒名のランクが変わる風潮があります。金額により「信士・信女」「居士・大姉」などの位号が変わったり、また高額な戒名料を払えば「院居士・院大姉」などの院号のついた戒名を授かることが出来ます。

お布施の金額

戒名料は葬儀へのお礼とあわせて「お布施」として渡すことになります。お布施は「気持ち」なので値段は決まっていません。それでも気になるお布施の値段ですが、代々お世話になっている寺の場合、知っている身内がいるかまず確認してみましょう。分からない場合は直接菩提寺や檀家総代に問い合わせてみます。お坊さん便であれば、お布施は戒名あり、なしから選べ、明確に金額が提示されています。

 

納棺

死に装束を着せ、遺体を棺に納める

本来は遺体を入浴させ清める「湯灌」を行いますが、現在では「清拭」で簡易に済ませることが多いようです。遺族のみで行うものでしたが、現在では葬儀社主導のもとで「納棺の儀」を執り行うことがほとんどです。つばさでは、長野県内第1号納棺師が、旅、脚絆、手甲を着せ、旅立ちの準備をお手伝いいたします。

副葬品を入れる

納棺の儀の際、故人の愛用品などを副葬品として一緒に収めることもできます。この際、燃えないものや燃えると有害物質が出るもの、溶けて遺骨や炉を傷つけるものは入れることができません。

 

まとめ

つばさホール外観

納棺までに決めるべきポイントは「喪主」「葬儀社」「お寺」の3つです。菩提寺の有無には特に注意しましょう。つばさでは、多数のプランから故人様、御遺族様の意向に合ったプランをご提案し、明瞭な御見積書をお出ししております。皆様が不安や負担なく、ゆっくりとお別れの時間をお過ごしいただけますようお手伝いさせて頂きます。

 

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