2019.12.21 おくりびとからのメッセージ「DIY葬セットの提供開始」

武田

最近、終活講座をやったそうですね?

篠原

はい。11月30日に行いました。

武田

佐久市のすみれさんから、終活講座の感想がきておりますよ。「つばさ公益社の終活講座を受講しました。知識、人脈、実行、これらによる環境作りが終活そのものであると。そして現在のお寺、お墓事情などなどを学びました。一緒に受講した友人も、菩提寺との関わりに悩んでいたとのことで、お礼のメールが届いた。」だそうです。

篠原

ありがとうございます。

武田

もう一通、福澤みな子さんから。「私たちもおひとりさまになる可能性がありますので、おひとりさまの終活講座に参加させてもらったと。元気なうちにやっておけることがいくつもあり、それにはまず自分の周りの環境を整えることが最優先だということ、すぐに何か契約をしたり、先にお金を支払ったりするのではなくて、自分の一番信頼できる人を探して、色々な情報を集めたり、難しいことは専門家に相談したりして、事を急がないことが大事だとお聞きいたしました。後半は行政書士の井出先生のお話しでございました。色々といいお話を承りました。」

篠原

ご参加いただきありがとうございました!

武田

さて、今回は自分でお葬式をする自葬プラン?

篠原

DIY葬の紹介をしたいと思います。

武田

それは、何の略ですか?

篠原

Do It Yourself. (ドゥ イット ユアセルフ)です。

武田

よく大工さんの道具が売っているコーナーで見かける文字ですね。

篠原

実は12月12日に、自分で送るお葬式、DIY葬プランの提供を開始しました。

武田

ほぉ。

篠原

DIY葬という言葉は聞き慣れないと思います。このプラン、258,000円で提供しておりまして。

武田

安いねぇ。

篠原

入手が難しく、置き場所に困るものですが、棺、骨壷、骨箱、ふろしきのセットになります。

武田

なるほど。

篠原

あと、DIY葬ってどうやるのか分からないと思いますので、手引書もセットになっています。

武田

そのセットを自分用に購入して、お金を払っておけば、亡くなった時に葬儀の手配をしてくれるんですか?

篠原

どちらかというと、自分自身の為というより、誰かをおくる前提のセットになっています。

武田

なるほど。

篠原

実は、このセットが非常に大きな反響をいただいていて、1週間程で、10組以上の方からご注文いただいています。会社のオンラインストア、Amazonで購入可能で、送料も、例えば関東近郊から大阪、関西圏ぐらいで大体2,500円くらい。しかも14時までに注文が入れば、翌日には届くようになっています。

武田

棺などが届くということですね。でも、棺ってデカいんじゃないの?

篠原

実は、ワンタッチ式で組み立てられる棺になっていまして、届いたら、ご自身で組み立てていただく形になります。

武田

まぁ、言ってみれば、自分の永遠の寝室を作るような感じですね。

篠原

組み立てるのも非常に簡単で、大人であれば5分もかかりません。

武田

そうなんだ。

篠原

あと、布団と枕もセットになっています。

武田

面白いねえ。

篠原

実は、このDIY葬というのがにわかに広がりを見せていまして。

武田

そうでしょうね。だって、おひとりの方って多いからさ。

篠原

そうですね。

武田

でも、亡くなった後は誰かに手伝ってもらわないと、太刀打ちできないんでしょう?そのあたりはどうなるんですか?

篠原

今現状は、自治体の方や福祉課の職員の方の手をお借りすることが多いですね。年間32,000人以上の人たちが無縁死を遂げられていると、大きな社会問題になりましたが、自治体や福祉課の職員が、自分たちの手でおくり出しているんです。日本全体で亡くなる人の2~3%がそのようです。

武田

そういうことなんだね。

篠原

そういった現場以外でも、最後の弔いを業者の手を経ないで自分たちで行うというニーズがにわかに高まってきていまして。というのも、このDIY葬のセットを利用すると、地域によりますが、30,000円払えばお葬式ができるんです。

武田

なるほどね。

篠原

しかし、いくつか乗り越えなければいけないことがあります。例えば、火葬場までどう行くか。通常、火葬場には霊柩車の乗り入れが基本ですが、実は、自家用車で乗り入れる方法もあります。

武田

ほぉ。

篠原

そういった情報を、手引書で公開しています。

武田

そういうのも詳しく書いてあるんだね。

篠原

今はSNSやブログでも、DIY葬の話が発信されていますが、この手引書はプロ目線で作成してます。全国で比較的多く使われている骨壺や、火葬場に入れるお棺のサイズなどの情報を提供させていただいております。

武田

この自葬セットを購入しておけば、自分が亡くなっても棺や骨壺があって、手伝う人たちもあまり負担がなくおくり出せるということでしょうか?

篠原

そうですね。自分たちの手でお葬式から火葬までを行うことを可能にする為の、お手伝いをするという感じです。

武田

そういう時代になる可能性って非常に大きいよね。子供と住んでいない人や、子供がいない人って多いでしょう?そういう人は、誰かがお葬式をやってくれなきゃ、しょうがないもんなぁ。

篠原

そうですね。自分の最期に不安を感じている方にとって、結構革命的ですよね。

武田

葬儀が自由化してきていますね。

篠原

実は、かつての国内の法律では、自葬が禁止されていた時代があったんです。

武田

現在は、法律的にOKなんですね。

篠原

明治5年に、宗教者が介在しないお葬式を禁止した自葬禁止令という法律がありましたが、現在は無宗教のお葬式もあって、お葬式が自由化してきていますので、このDIY葬を通して、自分たちでおくる選択ができるようにしたいと思いまして…。実は、発表した日に大阪の毎日放送さんが来てくれて、生放送していただいたので、関西方向からの注文が非常に多いですね。

武田

なるほどね。

篠原

自分でおくるDIY葬ですが、実は、自治体によって火葬料金が違うんです。長野県では、安い所で1万円ぐらい。地域によっては、無料で行えたりします。

武田

そういう所もあるんだ。

篠原

そういった地域差というものについても、このDIY葬を通して興味を持ってもらえたらいいと思います。

武田

興味のある方は、どうやって資料とか請求すればいいんですか?

篠原

つばさのホームページに、かなり詳しく情報が載っているので見ていただければいいと思います。

武田

ホームページとか見れない人も多いですよね?

篠原

そういう場合は、お電話で丁寧にご案内いたします。

武田

なるほど。しかし、篠原さんは面白いことを思いつくねぇ。

篠原

何をしたら皆様を助けられるのか考えて思いついた感じです。

武田

これもきっと、時代の要請でしょうね。

篠原

そう思います。変化する時代の流れを止めるのではなくて、より前に進めていくような姿勢で臨んでいます。

武田

篠原さん、今年最後のご出演ですが、今年も随分忙しかったんじゃないですか?

篠原

今年は色々なことがあって、まさに転機の年でした。

武田

なるほど。

篠原

2月は、信州ベンチャーサミットというイベントで出会った方たちとお話して、大きく人生が変わってきたなぁと感じましたし、4月は2号店のつばさホール佐久平店のオープンがありました。あと、信州アクセラレーションプログラムという、長野県で創業5年までの会社をいくつかに絞って、長野県が応援してくれるという企画に8月から参加しているのですが、そこでも色々な方との出会いがありましたね。

武田

知識、人脈、実行ですね。私と篠原さんが出会ったのは13年前でしたが、こうなるとは想像しておりませんでしたよ。スピーチコンテストで、若き篠原さんがスピーチしたのを聞いて、面白い男がいると思ったのが最初だもんねぇ。

篠原

そうですね。

武田

私も、人脈というのは凄い大事だと思いますよ。その人脈を通じて、またいろんな人脈が網の目のように広がっていくんです。人生、面白いもんですね。

篠原

武田先生との出会いで、僕は人生が大きく変わりました。

武田

もっといい人に出会ったかもしれないよ(笑)

篠原

とんでもないです!

武田

変な人と出会って、それにずっと足引っ張られていっちゃうこともあるからさ、人脈を自分で選んで判断をするのは、大事だと思いますよ。

篠原

会いたい人には会うべき時に会えるという言葉がありますが、振り返ってみると、人生の大事な時に本当に必要だった人と会えていたなぁとか、不思議ですけれども、確かにあると思いました。

武田

偶然会ったね、なんて言うけどさ、大体必然だと思っているよ。偶然の出会いってないんじゃないかなぁ。必然的に会うということの方が、その意味をより理解できるようになるんじゃないかと思うよ?

篠原

確かに、意味があるような気がしますね。

武田

意味付けする方がプラスになって、色々な可能性が見えてくることってあるじゃない?

篠原

そうですね。今年は、本当に出会いに恵まれた一年でした。

武田

はい。来年もよろしくお願いいたしますね。

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