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おくりびとからのメッセージ  ~日本の自死~

SBCラジオ「武田徹のつれづれ散歩道」内で「おくりびとからのメッセージ」レギュラーコーナーを担当。

武田徹:おくりびとからのメッセージ。

いつものように、ゲストはつばさ公益社の篠原憲文さんです。

今年もよろしくお願いいたします。

篠原憲文:よろしくお願いします。

武田徹:さあ篠原さん、今日はどういうお話しでしょう。

篠原憲文:今日はですね、実はちょうど昨日の昼にニュース速報がありまして。

今日のテーマは「日本の自死」いわゆる自殺についてなんですけれども、実は国内での近代の統計がですね、昭和53年に始まって以降、最も少なくなるという。

武田徹:少ないんだね。

篠原憲文:はい。実はつい昨日の昼の発表なんですけれども、調査開始以来初めてということで、2019年自殺者2万人を下回るということで、1万9千人台に遂に入ったという。

武田徹:なるほど。

でも2万人とか1万9千人と言えど、結構多いような気もするけどね。

篠原憲文:そうですね、とはいえ多いですよね。

武田徹:うん。

篠原憲文:とはいえ多いんですけれども、本当にそうですね、ここ10年ぐらい実は政府の活動であったりとか、ボランティア団体、様々ありましたけれども、効果が出てきて、初めて近代には2万人を下回るということで。

まあ内訳を見てみますと、男性がですね、大体その中で1万4千人ぐらいで。

武田徹:圧倒的に多いねぇ。

篠原憲文:そうなんです。

で、女性が6千人ぐらいということで、男性の方が女性に比べて2.3倍もご自身で命を絶ってしまうということが多いんだそうですが、男性の原因で見てみますと、女性に比べて多いのはやはり、終業でですね、失業ですとか。

武田徹:なるほど。

篠原憲文:経済的な理由というとこが、女性よりちょっと突出して多いところではあるんですけれども。

とはいえですね、ちょっと国内の自死についての統計を少し振り返ってみますと、かつて注目されたのは1998年の頃で。

武田徹:ちょうど冬季五輪が行われた年じゃないですか、長野の。

篠原憲文:そうですね長野冬季五輪の年ですね。

このときですね、いわゆるバブルの崩壊と共に、金融機関の倒産ですとか。

武田徹:ありましたありました。

篠原憲文:大手証券会社の倒産というのがありまして。

この1998年にですね、初めて統計市場3万人を超えたというのがその年なんですね。

武田徹:それと比べると1万9千人、随分減ったよね。

篠原憲文:随分減りましたね。

ちなみに3万人越えていたというのは、2011年の統計まで3万人を超えていて。

当時は結構ニュースなどでもですね、自死の防止についてや報道のあり方についてというところで結構取り上げられていたんですけれども、近年は様々その、功を奏してといいますか。

特にですね、1998年第ですとか、2007年にリーマンショックとかありましたけども。

武田徹:ありました。リーマンショックの後も増えたから多かったんでしょうなぁ。

篠原憲文:やはり3万人を超えて3万5千人近かったんですね

武田徹:やっぱりなあ。

篠原憲文:やはりこのとき原因としてですね、経済的な理由というのが非常に大きくあったんですけれども。

武田徹:しかしね、篠原さんねぇ。

篠原憲文:はい。

武田徹:アメリカのリーマンがさあ、世界中に影響を与えて日本人の自殺も増えるっていうのは本当にグローバルな、嫌な時代になったもんだねえ。

篠原憲文:何だか世界がつながっていて遠くの海の外の話しでも、他人事ではないというところですけども。

武田徹:本当にそうだよなぁ。

篠原憲文:このですね、経済的な理由で、思いつめてしまって、という方が、統計市場では年々年々減ってきておりまして。

近年でいきますと、最も多い理由としては、健康上の理由というのがですね、65%ぐらいなんですよ。

武田徹:うーん。

篠原憲文:ですから現在日本においては、自死っていうのが2万人終わりましたということなんですけれども、多くの方が健康を理由に、というところなんですね。

武田徹:絶望しちゃうのかな。

篠原憲文:そうですね。

因みに年代ごとで見ますと、実はですね、20代〜80代までの1位が健康上の理由であると。

武田徹:ほぉ。

篠原憲文:まあ10代はですね、実に様々なことに悩むんですね。

武田徹:ああ、分かります。青春時代ですよ。

篠原憲文:やはり10代の悩みの一番上に来るのは、学校についてという、閉ざされた環境の中っていうのは、やっぱりそういう理由があったと思うんですけれども。

ちなみになんですけれども、国内でよく、従来の死亡率が高まっていて、これは改善しなきゃいけないっていう話を聞くんですけれども、実際19歳までの日本人っていうのは年間、命を落としてしまう子はどのぐらいいるかというと、年間大体600人になるんですね。

武田徹:なるほど。

篠原憲文:で、率で言うとですね、やはりちょっとこう少し見誤ってしまうことがあるんじゃないかって思いもありまして。

と、いうのはこう世界的に見るとですね、10代の死因1位っていうのは交通死亡事故なんですね。

武田徹:ああ、そうか。

篠原憲文:はい。

武田徹:分かりますね、これは。

篠原憲文:2番目がですね、呼吸器の疾患。

大気汚染が激しかったり、途上国なのかと呼吸器系に原因で亡くなることって多いんですけれども。

武田徹:これも1つの地球環境の悪化だよなぁ。

篠原憲文:そうですよね。

ただ、日本においてはですね、交通事故で亡くなる人は実はこれも年々減ってるんです。

武田徹:これも減っている。

篠原憲文:実は交通死亡事故がですね、最近話題になったニュースとしては、4年連続ですか、4000人を下回ったということで。

実はですね、交通死亡事故は年々減っていて、事故数っていうのは1年間で大体50万件くらい事故があるんですけれども、自動車の事故で人が段々亡くならなくなってきているんですよね。

ちなみに最新の2019年でいくと、3200人という死亡者数ですから。

やはり自死が1万9千人とするとやはりね、減らしていかなければいけないということなんですけれども。

なので従来っていう見方をしますと、交通死亡事故では日本はですね近代化していて自動車の安全性能も高まっていてあまりこうなくならないし、というと率でいくと自殺率は上がっていくんですけれども現実はですね40代50代もそうですし、60代以上の男性の健康への心配といいますか。

武田徹:あぁ~、そうだろうなあ。

篠原憲文:実は高齢の方の自死というのが、全体の数からすると大体半分ぐらいなんですよね。

この中でも、特に男性がよく悩んでいるということが数字の上で現れていまして。

なので、ちょっと昨日発表のニュースに触れて、やはり感じるところとしては、若年者にもね、やはり目はいくし、重大なことなんですけれども、高齢の、特に60歳を過ぎて健康を失ってしまいがちなときにこそ、心の健康をちょっと気をつけたいと。

武田徹:うん。

篠原憲文:そういうニュースなのかな、という風に思ったんですね。

武田徹:そもそもその健康状態というのが、どういう状態をいうのかということだよね。

篠原憲文:そうですよね。

武田徹:誰だってね60過ぎればどっか具合い悪いわさ。全く健康っていう人は、あんまり、ねえ、いないんじゃないの。

ちょっと足が痛いだの、腰が痛いだのあるからなぁ。

篠原憲文:あのですね、ここで1つ、なぜ自死に向かってしまうのかといったときの大きな原因として、先程の心の健康が失われるってのがあるんですけれども、心の健康が失われてしまう方、多くの絶望してしまう状況があったり、目標を見失ってしまったり、生きることについての意味をですね、見失ってしまうということが根本にあるようなんですけれども

武田徹:それはほんとあると思うね。

篠原憲文:やはりこう65歳過ぎて、定年退職などして、かつての役割みたいなものが段々減っていった時にですね、どうしても見失ってしまうというのが男性の傾向としてはあるようなんですね。

武田徹:そうなんだろうなあ。

篠原憲文:なんていうかそこにいくとですね、女性方はやっぱりこう、コミュニケーション能力の高さといいますか。

武田徹:なんでそれがね、女性のコミュニケーション能力が高いかというと子供をね、産むじゃないですか。

篠原憲文:はい。

武田徹:で、子供を産むと同時に女性というのはPTAとか学校のお仲間と、やっぱ友達できんだよね。

男は外でずーっと働いてるきりでしょう。私は女性は何回も環境の変化に適応できるような生活ぶりに今まではなってたの、これもまた女性も働けるようにまた変わってきてますけどね。

それは私は大きいと思うよね。

篠原憲文:はい、ありますよね。

女性って不思議にその母親になると共通点は母親ってだけで実に背景が様々。

武田徹:変わるでしょう。

篠原憲文:はい。

武田徹:篠原さんもさ、子供いて妻がさ、やっぱり子供の世話なんかすると、また違った環境になるんでね、もう圧倒的に。

父親でもなるけれども母親の方が大きいだろうな、それは。

篠原憲文:父親以上に確かに女性の方がね、いろんな環境に身をおかれますし、その中でコミュニケーションとりながら物事進めているんですもんね。

武田徹:しかも物を育てるとかね、植物育てるとか、ましては子供を育てるっていうことは、非常に何て言うかな、石神での与えるんじゃないかと私は思うなあ。

篠原憲文:そうですね。

武田徹:目標があるから

篠原憲文:ありますもんね、子育てという中でね。

武田徹:やり過ぎると子供が今度だめになんだけどね。

篠原憲文:ありますよね。

やはりその男性社会の難しさというのが、実は統計の中でも少し出ているのが。

武田徹:うん。

篠原憲文:かつてのその自殺白書という政府発表を調べたときに、男性自衛官の死亡者数っていうのが、突出して多い。

武田徹:自衛官が。

篠原憲文:自衛官ですね。防衛の任務にあたっている方が多いと。何故か?と調べたときに、いわゆるこう男性社会で男性比率の高い職場ですね。

武田徹:確かにそうだねえ。

篠原憲文:この中でちょっと構造的に、いじめの問題が起きやすいっていうのがこう、指摘で入っておりまして。

男性社会で上下関係が厳しい世界、こういうところっていうのはあまり環境としてよくないですね。

武田徹:企業でも男性だけの方が。

篠原憲文:問題が起きやすいというか。

武田徹:なるほどなぁ。

白書の中には書かれていましたね。

やはりそうですね、男の生き辛さっていうのは、年を増すごとに出てくるわけですけれども、こういろんなコミュニティーに出て行くとか。

武田徹:大事なことだね。

篠原憲文:武田先生は新しい楽器に挑戦されたりということもありましたけれども、創作活動ですとか、場合によっては一人で向き合える趣味なんかもいいかもしれないですよね。

武田徹:いいよね。

やっぱりね、人生絶望する年を早めるようだね。

ヴィクトール・フランクルという、夜と霧だっけ、要するにね、アウシュヴィッツにヴィクトール・フランクルも入るんですけれどもね、で、そこでアウシュヴィッツで亡くなっている人たちを彼は心理学者だったから、観察する訳だよ、自分も入っているんだけど。

その中でねえ、やっぱり早く亡くなっている人というのはねえ、希望を失った方らしいのね多くの方は次のクリスマスまでには必ず援軍がやってくると思っている。でもクリスマスが過ぎても援軍がやってこないと、かなりの人がバタバタ亡くなっていくんだって。

篠原憲文:なるほどですね。

武田徹:ところが、その中で生きている人は期限を設けないで、絶対に生きるんだという信念を持ってる人は、研究で生き延びたという記録があるみたい。

だから絶望するといけないんだよなぁ。

篠原憲文:そういえばですね、時期ですとか曜日によって、実は死亡率っていうのが変わるという。

武田徹:やっぱりそうなんだ。

篠原憲文:ちなみにですね、男性はですね、月曜日に多くの方が命を落とされて。

武田徹:嫌なんだよ、金曜日月曜日が。

篠原憲文:まあそういうことも

武田徹:子供もそうじゃない?ひょっとして、もう嫌だなぁってのは。

まぁ自死にはつながらないかもしれないけど。

篠原憲文:調べたんですけれども、18歳以下の比率分析というのを調べたところ子供、18歳以下だと、9月1日が突出して多い。

武田徹:それもそうだよな。

夏休み終わって学校行くんだよ。

篠原憲文:そのようなんです。18歳以下ですと8月31日から9月2日の3日間が非常に多いんだそうですね。

武田徹:なるほどねえ。

篠原憲文:まあなんというかですね、ちなみに全体でいくと季節では3月が最も多くて、2月っていうのは逆に凄く少ないんだそうなんですけど、3月から6月にかけて数としては多くなるという様なことがありまして。

武田徹: 今、希望とかね、そういう話をしましたけれども。

希望は、世の中が与えてくれるものではないからね。

篠原憲文:そうですね。

武田徹:自分でこれ希望とかそういうものは持たなきゃいけないわけでさぁ。

篠原憲文:これ自発的に自分の内側から沸いたり。

武田徹:するんでしょう?

篠原憲文:そうですね。

武田徹:だから日頃からやっぱり俺将来何やりたいとかまだこれやり足りないなっていうことを考えて生きる必要、特に高齢の皆さんあるんじゃないのかな。

篠原憲文:高齢の方は特にそうですね。

年を重ねるって意味では、やっぱり今が一番、誰にとっても若いという意味で。

武田徹:そういうこと。

篠原憲文:今から何を取り組もうかっていう、目的ですよね。

武田徹:そうですよね。

まだ1月でございます。

今年何をしようかという人もね、冒頭でもそろそろそれ忘れてんじゃないの?ってな話ありましたけれども、是非今年やりたいことをね、実現するように。

篠原憲文:そうですね。

武田徹:もう18日でございますけれども。

篠原憲文:はい。

武田徹:持続してその夢みたいなものを持っていただけると、健康的に生きる1つの火となると。

篠原憲文: そうですね。健康に、いいようです。

武田徹:今日もありがとうございました。

篠原憲文:ありがとうございました。

武田徹:つばさ公益社、篠原憲文さんのお話しでした。

おくりびとからのメッセージでした。

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