お葬式にかかる時間は? | 喪主の視点で一日の流れを時間ごとにわかりやすく解説

お葬式にかかる時間は何時間?

お葬式にかかる時間は何時間でしょうか?

結論からお話しすると、お葬式の時間は1時間ほどで、遺族集合から収骨までは5時間ほどです。 

葬儀の準備は急な不幸で時間がない中進めなければなりません。
本記事では時間がない中でも、簡潔に理解できるよう、わかりやすく葬儀の流れを解説していきます。

まずは喪主の事前準備から葬式までの流れを見ていきましょう。

  • 葬式の準備と打ち合わせ
  • 訃報の連絡(葬儀の日程を知らせる)
  •  遺影写真の準備
  •  弔辞の依頼
  •  通夜・葬式の役割分担
  •  納棺
  • 通夜
  • 葬式・告別式
  • 火葬

喪主が準備すること 

 喪主が準備することで重要なのは特に葬式前の手配になります。

そこで、具体的に準備する項目をご紹介していきます。

葬式の準備と打ち合わせ

「一般葬」として近所の人や会社の人にまで訃報をお伝えするのか、「家族葬」として親族のみで葬式を執り行うかを決めましょう。

あわせて、祭壇や棺も選びます。
また、通夜・告別式の日程は寺院や斎場、そして火葬場のスケジュールによっても異なります。

したがって、葬儀社に一任して寺院・斎場・火葬場を一度に抑えてもらうのがいいでしょう。
「友引」は縁起が悪いので避けますが、「大安」や「仏滅」は必ず避けなければいけない、ということはありません。

訃報の連絡(葬式の日程を知らせる)

近親者から訃報の連絡をします。
一般葬の際には訃報とともにお通夜と葬式の日程を連絡します。

家族葬の際には訃報の連絡とともに参列をお断りする旨を連絡します。
また檀家になっている場合には菩提寺にも連絡しましょう。

遺影写真の準備

近年は笑顔でも良い、とされています。
納得のできる1枚を選出しましょう。

 弔辞の依頼

一般葬の場合は弔辞が必要になります。

弔辞とは、故人と近しい人が葬式で読む最期の別れの言葉ですが、用意する時間が限られていますので、早めに依頼するようにしましょう。

通夜・葬式の役割分担

お通夜・葬式の際の受付係はお金を取り扱うため遺族側で用意する必要があります。
案内係は葬儀社が担当してくれることもあります。

葬儀社に確認し、必要な場合は遺族側で用意しましょう。

1日目 お通夜の流れ 

受付 (16:00~18:00ころから)

弔問者が参列しやすいよう、主に夕方以降に開始します。
受付では参列者に芳名帳の記載を依頼します。

合わせて、返礼品を渡し、お香典を預かります。
さらに場所を案内するなど、様々な仕事があります。

お金を取り扱う仕事でもあり、一般葬では多くの参列者に対してスムーズに対応する必要があるため、信頼できる親族複数名で対応するようにするといいでしょう。

導師入場・開式

司式は葬儀社の方が行ってくれます。
時間になり、一同が着席したら僧侶が入場し開式となります。

読経・焼香

僧侶が読経を行い、読経中に焼香を行います。
焼香の案内は司式者がしてくれることがほとんどですので、案内に沿って焼香を行います。

喪主・遺族・親族・参列者の順に焼香を行いますが、それも司式者が順に案内してくれます。
焼香の後、読経が終わると法話や説教が行われます。

喪主挨拶・閉式

僧侶の退席後、遺族代表として喪主が感謝の思いを込めてお礼のあいさつをします。
この際あわせて葬式や告別式の案内も行いましょう。

通夜振る舞い(~20:00ころ)

通夜終了後には別室で飲食をふるまいます。
故人との最後の食事を楽しむという意味が込められており、これを通夜振る舞いと言います。

故人を偲んで思い出を語らいましょう。

2日目 葬儀・告別式の流れ 

遺族集合(9:00~10:00)

9:00頃より受付を開始し、参列者を控室に案内します。
この間に喪主は僧侶に挨拶をし、当日の流れについて打ち合わせを行います。

葬儀社とも最終的な確認をしておきましょう。

葬儀または告別式(10:00~11:00)

「葬儀」とは仏教式の表現で、読経と参列者の焼香によって故人の死後の冥福を祈る宗教的な儀式を指します。

一方の「告別式」は故人との最後の別れを惜しむ会のことです。
つまり、「葬儀」の方が宗教的な意味合いが強いことを示します。

「告別式」では宗教的な儀式よりもお別れ会としての意味合いが強くなりますが、告別式でも読経を行い、同時に焼香を行うことがほとんどです。

また、葬儀では故人をあちらの世に導き、仏弟子とすることで「戒名」を授かります。
故人をあちらの世に導くことを「引導」といい、戒名を授かることを「授戒」と言います。

その後弔辞として、故人と親交の深かった人物からお別れの言葉を述べてもらいます。
そして、司式者が弔電を読み上げ、僧侶が退席すると葬儀が終了となります。

葬儀の後は「お花入れの儀」として、供養花を棺に入れていきます。
喪主、遺族、親族、参列者の順に行い、この際一緒に思い出の品を棺に納めます。

それらが終了すると棺のふたを閉じます。
喪主がお礼のあいさつをして出棺への流れとなります。

出棺(11:00~11:30)

葬儀や告別式の終了後に出棺となります。
祭壇から棺を下し、男性6人ほどで棺を霊柩車に運びます。

火葬に参列しない方にはここで見送っていただいて終了となります。
霊柩車には喪主1名しか乗れないことが多いため、マイクロバスや自家用車で火葬場に向かいます。

帰りには当然霊柩車に乗れないため、マイクロバスなどで人数的に余裕をもって移動できるようにしましょう。

火葬(12:00~13:30ころ)

火葬場についたら棺を火葬炉に納めます。
通常、火葬炉の前に祭壇があるので、位牌と遺影を飾って焼香します。
火葬には1〜2時間かかるため、その間は控室で待機します。

収骨(~14:00)

火葬が終了したら火葬炉の前に集合し、御骨を拾って骨壺に納めます。
この際は二人一組で箸を持ち、一つずつ遺骨を骨壺に納めます。

まとめ

葬式の時間は1時間ほどで葬儀社の方が司式者を務めてくれます。

したがって、喪主にとって重要なことは良い葬式ができるよう、事前の打ち合わせをしっかりと行うことと、通夜及び葬式でのあいさつとなります。

遺族はもちろん、葬儀社ともしっかり話し合い、故人が生前望んでいたような式や喪主としてあなたが思う故人が幸せだと感じてくれるような式にしましょう。

葬儀社は親身に相談にのってくれるので、わからないことや不安なことはどんどん聞いてみることをおすすめします。

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