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2019.03.16 おくりびとからのメッセージ  「おひとりさまの手続き」

武田徹:松本市の福澤みな子さんからいただいております。

篠原憲文:ありがとうございます。

武田徹:「2店舗のつばさホール、佐久平のオープンの日が、4月15日と拝見いたしまして。」

篠原憲文:その通りです。

武田徹:「待ち遠しいですね。そして既にご予約されていらっしゃる方もいると伺いました。地域の方に期待され、頼りにされて、先生の益々のご活躍、素晴らしいですね。その時のためにも準備しておくことは必要だと日々感じております。事前に色々と相談に乗っていただけると心強いですよね。つばさホール佐久平が無事オープンの日を迎えられますよう、心よりお祈り申し上げます。」

篠原憲文:有り難い。

武田徹:「くれぐれもお体を大切にして下さい。」ということで。

篠原憲文:本当にありがとうございます。

武田徹:4月15日オープンということで、場所を教えていただけますか?

篠原憲文:佐久平駅から徒歩10分ぐらいの場所にありまして。

武田徹:歩いて行ける距離ですね。

篠原憲文: 国道141号線沿いの比較的分かりやすい場所にありますので、お越しの際はご連絡いただければご案内いたします。

武田徹:しかしお葬式の形態も時代と共に変わって、特に現在は端境期というか、激変期と言ってもいいんじゃないですか?

篠原憲文:仰るように、本当に変容してきていると思います。ただお葬式が変わったというよりも、やはり家族が変わったと。

武田徹:それだね。で、今日は「おひとりさまのお葬式」

篠原憲文:そうです。

武田徹:おひとりさまというと、家族がいない人のお葬式?

篠原憲文:おひとりさまの定義というと、家族がいなくて生涯孤独という方もいらっしゃいますが、多くの場合は例えば夫婦で暮らしているけれども子供と離れているとか、子供がいない方だとか。様々な理由でおひとりさまになる可能性というのはありますよね。

武田徹:ありますね。

篠原憲文:配偶者との死別や、最近増えている熟年離婚など、様々な要因で1人になる可能性がある中で、最期というのはどう自分でコントロールするのかをご案内したいと思いまして。実際に、現在子供と離れて暮らしているという人の方が主流になっていますよね。

武田徹:そうだよね、ウチもそうだもんな。

篠原憲文:現在は夫婦で暮らしている家庭の方が多くて、サザエさんのような3世代家庭というのは少数派になってきていて。

武田徹:周りにいるのかな?珍しいよね。

篠原憲文:比率にすると10数%ですが。

武田徹:まだそれだけあるんだ。

篠原憲文:しかし10件に1件ですから、減ったと思います。

武田徹:昔は全部一緒だったもんね。

篠原憲文:そうですよね。ああいう家族環境が珍しいということは、介護などは当然外部の力を借りますし、お葬儀となった時に配偶者がいる内は安心ですが、1人になってしまうと、はてさてと。

武田徹:そうです。

篠原憲文:倒れてしまったらとか、色々な不安が付き纏いますよね。本日ご案内するのは、どうしたら自分の最後を設計できるのか?ということで。例外ですが本当に生涯孤独な方というのは、自治体のガイドラインで送っていただけるような仕組みがありまして。

武田徹:自治体にもあるんですか?

篠原憲文:そうなんです。窓口で相談に乗って下さる方もいるし。

武田徹:ほぉ。

篠原憲文:もしもになった時にはこうしましょうという取り決めをして。

武田徹:なるほど。

篠原憲文:そういうガイドラインを持っている自治体もあるんですね。

武田徹:そっか。

篠原憲文:例えば神奈川県横須賀市でいくと、2015年に実はおひとりさま向けのエンディングサポート事業というものに取り組んでいまして。

この神奈川県の横須賀市でいきますと、自治体が本当に1人の方向けに最後のお葬式の手続きや財産管理等も含めてしてくれるという、そういうのを持っている所もあるのですが。

武田徹:だけども他の所やってるのかねえ?聞いてないよなぁ。

篠原憲文:これはかなり珍しい取り組みなんです。神奈川県の横須賀市では始まっていますが、似たような取り組みをしていても、あまり公にされていないことも多いですし。というのも、公費で行うお葬式というのはやはり限界がある訳ですね。

武田徹:でしょうねえ。これからバンバン増えていくからなぁ。

篠原憲文:そうなんです。ちなみに横須賀市の場合も条件がありまして、月収で16万円以下で預貯金では100万円以下の方しか利用できないのですね。

武田徹:ふーん。

篠原憲文:ですから、全員に開かれている訳ではなくて、いわゆるそういう状況でお困りの方向けのもので。

ただ、一方で本当に天涯孤独であったり、生活保護といった様なお悩みがある方は、そういうセーフティーネットの利用はできる環境があると。

武田徹:うーん。

篠原憲文:今日ご説明したいのは、身寄りが実はいるのだけれども頼りづらい、頼りたくないってこともありますよね。

武田徹:ありますねぇ。

篠原憲文:例えば、夫婦で1人になった時に子供が離れて暮らしているなら子供を頼ればいいと思うんですが、例えば子供がいなくて兄弟になると。ただ兄弟も例えば亡くなってしまったりすると、今度は甥姪になりますけれども。

自分が90歳を超えて100歳まで生きたとして、そうしていくと段々身内が減っていってしまいますよね。

武田徹:そうですよね。

篠原憲文:そうするとやはり頼るのは甥姪か、となった時に、あまり迷惑は掛けたくないなと。

武田徹:相手だってさ、兄弟だったらいい年してるからね。

篠原憲文:そういう時にどうやったら自分の力で最後を設計できるのか、ということをご紹介したいと思いまして。

武田徹:大事なことですね、これは。

篠原憲文:実は大きく分けて2つあるのですが。

武田徹:ほぉほぉ。

篠原憲文:重要な転換点が、生きているか亡くなるかという、ここに転換点がありまして。というのが、生きている内というのは例えば判断能力が鈍ってきたりとか、最後を決める時に自分で決められないという時、これは後見人という制度を使いますね。

ただ、後見人という方は例えばご本人の方が亡くなった後、財産には手を付けられなくて、あくまで生きている内のサポートになる。

武田徹:なるほど。

篠原憲文:ですので亡くなってから先のサポートは、また別の制度を利用するのですが。

武田徹:後見人ではだめだと。

篠原憲文:後見人ではないのですね。今度はどうなるかというと、やはり死後の事はこちらでも何度もご紹介していますが、遺言書になるのですが。

武田徹:うーん。

篠原憲文:特に公正証書遺言になるのですね。これも明確な理由があるのですけれども、自筆証書遺言という自分の手で書いた遺言だと、改変の恐れがないかとか諸々証明するために開け方があったり、つまり死後直後からは使えないのですね。 亡くなった直後から自分の意思通りにするには、あらかじめ公正証書遺言が必要で。

武田徹:なるほど。

篠原憲文:且つですね、ここが軸ですが、死後事務委任契約という。

武田徹:死後事務委任契約?

篠原憲文:最近これが非常に注目を集めているのですが、この中では何の委託をするのかというと、亡くなった時の病院への駆けつけとか。

武田徹:ほぉ。

篠原憲文:遺体の引き取りとか。

武田徹:はいはい。

篠原憲文:葬儀もお墓も遺品整理、遺品整理には例えば土地や不動産なんてこともありますし、金融資産株式とか。後は役所の手続き。これは国民健康保険や各種年金とか、様々な契約がありますよね、携帯電話や電気やガスや水道とか。

武田徹:ありますね。そうそう。

篠原憲文:こういうものの解約や費用精算を死亡後にご家族に代わって行うというのが、死後事務委任契約という。

武田徹:これはどういう人がやってくれるの?

篠原憲文:主にこれを仕事として受けているのは、行政書士、司法書士、弁護士といった方で。

武田徹:ほぉほぉ。

篠原憲文:ただ、広く全部フォローできると言えば弁護士や司法書士、要は土地建物ですね、売買が絡むものというのは行政書士は最後のところができなくなってしまうので。ただ、取り扱いをしているのが多いのは行政書士の窓口等で多いのですが。

武田徹:ふーん。

篠原憲文:先程の公正証書遺言の中にこの死後事務委任契約というものを謳って、自分が亡くなった後、住んでいた家はどうしようとか、土地も例えば甥姪さんになったら土地建物で残すというよりも、建物は築年数が過ぎれば解体して売買して、というところまですることもできますし、意思を反映できる訳ですが。こうした契約というのが実に注目を集めていて、そしてこれは非常に専門性が必要なところでして。

武田徹:そうですよね。

篠原憲文:例えば、亡くなってしまうとその瞬間から財産は全部相続財産になるので、甥姪さんが生きていれば甥姪さんのYes/Noがなければ何もできなくなるのですよね。

武田徹:そういうことだよね。

篠原憲文:それを飛び越えて第3者にやってもらうために公正証書を使ったりするのですが、とはいえお金も除けておかないといけないので、預託をするとか、様々駆使しながら最後整えるというものなのですが。

この死後事務委任契約、実は便利なんですが、金額的には結構高いのですよね。

武田徹:そうでしょう、そうじゃないとねえ。

篠原憲文:亡くなった後に財産の中から支払うという方法もありますが。

武田徹:普通そうじゃなくて、現金でやらないといけないんだ。

篠原憲文:先払いというのもありますし、もしくは例えば見守り契約といって、生きている内に安否確認等も頼めるサービスもある訳ですね。

武田徹:ほぉ。

篠原憲文:小さいものなら月700円というものもあれば、高いものだと初期で払って毎月数万円というものもあって。ですので、おひとりさまをフォローする仕組みや制度や様々な商品も出てきていて。

武田徹:もっと便利におひとりさまが死後も安心できるようなシステム作りって、多分進んでいくでしょう。

篠原憲文:重要ですし、ニーズもありますし。

武田徹:そうです。

篠原憲文:後は、例えば生前葬ですね。生きている内に自分の言葉で感謝を伝えたり、いわゆる社会的なお別れを自分の手で行って、実際亡くなった時は本当の最小限に行うような。

武田徹:そうかそうか。

篠原憲文:お葬儀だけでいけばそういう方法があったり、色々な選択肢は取れるようになってきているのですが、色々思い悩む時にはお若い内に方針だけでも決まっていると安心だと思うのですよね。

武田徹:それはそうだよね。だから社会を広く見ると、そういうおひとりさまが亡くなった時の色々なサービスというものが今出始めていると。

篠原憲文:そうですね。

武田徹:そのことだけでも知っておくと、安心かも知れないね。

篠原憲文:先程の話は亡くなった後の世界ですが、例えば医療行為について、生きている内についても、事前指示書といわれる。

武田徹:ありますよね。

篠原憲文:後は尊厳死宣言書という、リビング・ウィルと言いますが、こういった生きている内の意思表示とか、生きている内に他にも様々な心配事ありますが、こういった事も取り決めをあらかじめしておくとか。で、亡くなった後はまた別なんだけども、そこも色々出てきているという、そういう事なんですね。

武田徹:そういうことです。世の中は変わりつつあります。つばさ公益社はそういうことも多少相談に乗って下さるの?

篠原憲文:お受けしていまして、おひとりさまのお葬式ということで、総額9万8千円でお葬式とお骨の委託というところまで含めて総額でお受けしているんですね。

武田徹:なるほど。私もお願いしようかな。篠原さん長生きして。

篠原憲文:頑張りますけども(笑)武田先生はそういう訳にはいかないですよ。

武田徹:いやいや(笑)

そういう訳で皆さん不安な方多いと思うんだけれども、そういうサービスも徐々に整いつつあるという事だけはしっかり耳に入れて、安心をしていて下さい。いつも不安で暮らしてるんじゃ、人生面白くないもの。

篠原憲文:そうですね。楽しく生きることが大事ですね。

武田徹:はい。という訳で今日もつばさ公益社の篠原憲文さんのお話しでした。

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