2022.11.19 「新しい終活」

おくりびとからのメッセージ

武田
武田

今年ももうすぐ終わりますね。篠原さん、今年も忙しかったでしょう?

篠原
篠原

おかげさまで。

武田
武田

本日お伝えしたいことはありますか?

篠原
篠原

来月12月19日につばさホール上田神畑という新店舗がオープンいたします。前日の17日・18日に内覧会も実施しますので、ぜひ足をお運びください。

武田
武田

これは事前予約が必要ですか?

篠原
篠原

どなたでも、直接お越しいただければと思います。

武田
武田

なるほど。場所はどちらでしょうか。

篠原
篠原

上田市の神畑という場所で、別所線の神畑駅から徒歩3分ほどの場所になります。

武田
武田

じゃあ、駅のすぐ側なんだね。

篠原
篠原

そうですね。駅から降りて目の前、みたいな場所にあります。

武田
武田

駐車場は大丈夫ですか?

篠原
篠原

元々パチンコ店で、広くございますので心配ないと思います。

武田
武田

じゃあ、心配ないわな(笑)

12月19日オープンで、その前日に内覧会があるということで。今回の施設、特徴はあるんですか?

篠原
篠原

非常に広い施設で850平米ほどあります。ご家族がゆっくりと過ごせるような空間を広々と提供できるような施設になっています。

武田
武田

ということだそうで、皆様もぜひご見学ください。

さて、本日のメインはどんなお話でしょうか?

篠原
篠原

本日は「新しい終活」ということで、葬儀、お墓、お寺というのを新たな文脈で捉え直すようなお話をしていきたいと思います。

武田
武田

お願いします。

篠原
篠原

まず端的に申し上げますと、今やお葬式と埋葬をあわせて10万円以下で行える時代になってきています。

武田
武田

そんな金額でできるの?なるほど。

篠原
篠原

かつては、自分がもしものときに備えるとすれば200万円~300万円は用意しないといけないという。

武田
武田

そうでしたよ。

篠原
篠原

コロナ禍の前でいくと、お葬式単体で平均156万円くらいで、お墓は170数万円くらいというのが平均購入価だったようです。

武田
武田

お墓を新しくした場合ですね。

篠原
篠原

新しい終活のキーワードとしては、備えがなくてもこういう選択肢がありますという提案になるのですが。

武田
武田

だけど葬式だけでも150万円以上ということですから、準備するのが大変だよね。

篠原
篠原

通常であればお葬式のためにお金をとっておかなければいけない状況ですが。

武田
武田

今はそうではなくなりつつあると。

篠原
篠原

そうですね。少し極端に聞こえるかもしれませんが、私共が提供しているシンプルな火葬式は6.4万円という金額で、病院で亡くなりましたというところから、ホールまでご搬送して、2日間施設でご安置をして、棺や骨壷を揃えて、火葬場へ出棺するところまで行えます。自治体に納める火葬料金は、上田地域だと1.5千円くらいなので、大体6.4万円+1.5千円という最小金額でお葬式ができます。

武田
武田

ふ~ん。

篠原
篠原

加えて埋葬の部分ですが、火葬した後のお骨を火葬場へ委託して持ち帰らないというゼロ葬という、お金の掛からない形があります。

武田
武田

委託したお骨はどうなるわけ?

篠原
篠原

自治体で契約されている霊園へ共同埋葬されて、年に一回くらい慰霊祭が行われているようです。他の方のお骨と一緒になってしまうので、抵抗がある方は別の形も探してみるのがいいと思います。ですが、0円で負担がなく、お墓を用意しない形もあるということで。

武田
武田

まあ、最終的に土に還るということかな。

篠原
篠原

自然に還るというと、海洋散骨がありますね。粉骨代を含めて8万円くらいで行なえます。あとは樹木葬であれば、共同埋葬で7万円くらいですし、永代供養墓だと地域によりけりですが5万円くらいで埋葬できますね。

武田
武田

いろんな選択肢があるというのはいいことですよね。

篠原
篠原

私としては、金銭負担を気にせずに、生きている時間を充実させてほしいという想いがあります。

武田
武田

いやあ、その通りですよ。

篠原
篠原

現在はお墓の選択肢も広がってきていますし、お葬式も、通常の通夜・葬儀を行う形で30万円くらいで行えたりします。

武田
武田

ほぉ~。

篠原
篠原

しかも、その時にお金がなくても大丈夫なんです。

武田
武田

借りられる?

篠原
篠原

それに近いのですが、後払いで24回分割が可能です。

武田
武田

面白いね。

篠原
篠原

例えば30万円でお葬式を行って24回分割をすれば1万円ちょっとくらい、携帯料金ぐらいでお葬式も整ってしまうという。

武田
武田

なるほどねぇ。

篠原
篠原

かつては現金払いで、即金で用意しないといけないのが一般的だったのですが、最近の新しい常識としては、お支払いが厳しいときにも後払いで分割ができるという。先程の6.4万円も分割できます。

武田
武田

それはお安いよなあ。

篠原
篠原

他にも保険払いというものがあって、最近はマイクロ生命保険というものもあって。

武田
武田

マイクロ?

篠原
篠原

例えば自分が亡くなった時、30万円が受け取れるという最小の保険が設定できるのですが、そうすると月々の支払いが、年齢にもよりますが450円から始められるという。

武田
武田

それはいいですね。ラーメン代くらいか。それより安いよね。

篠原
篠原

ちょっと心配だな、という方がワンコイン程度で保険を掛けられるという。

武田
武田

なるほどねぇ。

篠原
篠原

かつてのお葬式といえば、200万円~300万円を想定して準備するものだったのですが、そもそもお墓、お葬式が10万円以下でできたり、そのときにお金がなくてもいいよという。

武田
武田

そういう話を聞くと、安心ですね。

篠原
篠原

知っているとちょっと気持ちが楽になりますよね。あと、メディアで語りづらいお寺の問題がありますよね。

武田
武田

そうですよねぇ。どうすりゃいいんだいってなるよな。

篠原
篠原

2009年くらいからこちらでお寺の宗教者派遣というサービスが国内で整ってきまして、もう13、4年になるわけですが、今でいくと3.5万円で炉前読経といって、火葬炉の前で15分程度お経をあげていただくという最小限の形があります。そして、2万円で戒名がいただけるということで、あわせて5.5万円で整うということで。

武田
武田

なるほど。

篠原
篠原

これもかつては考えられないことで、平均80万円時代というのがあったり、通夜・お葬式のお勤めで平均60万円時代というのが長かったのですが。

武田
武田

しかも、お布施が定額じゃないから分からないんだよね。難しいんですこれが。

篠原
篠原

仰られる通りで、自分の菩提寺によりけりですから、非常に金額に幅があったりしたわけですよね。

ということで、かつては考えられなかったサービスができて、選択肢も増えてきているということで。

武田
武田

なるほど。この葬儀とお墓、コロナ禍の影響で随分と雰囲気が変わりましたよね。大きな影響をもたらしましたね。

篠原
篠原

本当ですね。人が集まれないということがかつての弔いでは考えられなくて。話を聞きつけたらまずは駆けつけて、大丈夫?という声掛けをしたりしましたが、ご近所や身内でさえすぐに駆けつけられない状況がありますもんね。

武田
武田

そうですね。世の中が大きく一変して、お葬儀、お墓やお寺さんの役目も今までとは全く違った形で。言ってみれば非常に明瞭になってありがたいという点はあると思いますよ。

篠原
篠原

そうですよね。

私共が使命として感じているのが、得られる選択肢を増やすという。全員が使うサービスではないですが、100人いたら2、3人が救われるようなサービスが大事だと思っています。

武田
武田

そうですね。

つばさホール神畑店もオープンするということで、皆様見学してみてください。

篠原
篠原

よろしくお願いします。

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