達磨忌法要

達磨寺にある達磨の絵

10月5日は達磨さんの御命日です。
毎年この日に群馬県にある達磨寺では達磨忌法要が行われます。
ここ3年参拝していて、今年も行ってきました!

正面から入るとすごい急な階段を上がってきます。
実は今年は、上の駐車場に停めて降りてきたので登ってません。。
登ってこられる人はみんな息を切らしていますが、登りきると気持ちいい~と声をそろえて言います。

午前中の達磨忌法要が始まりました。
背中の絵は、御弟子の慧可とのエピソードを描いたものです、と最後に説明がありました。
達磨さんは少林寺の裏山の洞窟で9年間・面壁の修業をしていましたが、それは、修行ではなく、
もうすでにお悟りを啓いていた達磨さんは、ひたすらに弟子(にふさわしい人が来るの)を待っていたそうです。
そこに悩み多き慧可が現れて、弟子入りを目指すがなかなか叶えてくれない。
ついに慧可は、自分の腕をひじの下から切り取って、達磨に差し出します。
そのときにやっと振り向いた瞬間の絵が、この背中の絵だそうです。

その後、慧可は達磨に聞きます。
心が様々な悩みで定まらない、どうすれば、心をしっかり落ち着かすことが出来るのですか?と。
達磨は答えました。
では、その心をここに出してみろ、と。
慧可は心を探したが、出せないことに気づき、こだわりを捨てることを学び、そのときに悟りの萌芽を得た、と。
そんな話も聞きました。
禅問答面白いですね。

今日も一日素晴らしい経験でした。
最後まで読んで下さりありがとうございました!

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