この番組、今回が初めてということで、今年もよろしくお願いいたします。
今年もお願い致します。
篠原さん、今年は何か特別にこういうことをやりたいとか、そういうことありますか?
はい。今年はまた新たな挑戦を、と思うんですよね。
そこですよ。
はい。今年は、つばさホールの二店舗目のオープンを考えております。
はい。場所はどちらですか?
場所は、佐久平駅にほど近いような徒歩10分ぐらいの場所で、利便性が向上するかなぁと思って、期待しております。
4~5月頃にオープンと。
そうですね。準備しております。
しかし最近は、お葬式にもいろんなパターンがありますよね。
本当ですね。
でも、お金の事がはっきりしていないですよね。これは多くの方、悩みがあるんじゃないの?
仰る通りですね。
ええ。
現在、亡くなる人が増えているのですが、お葬式の二極化が進んでいるなぁと感じていまして…。
はいはい。
特に私たちとしては、比較的お葬式を挙げるのが厳しいという方をフォローするための施設の開発を進めていますが。
ご相談に行けば、色々金額も明示されます。つばさ公益社さんはハッキリとしていますから、ボラれることはありません(笑)
はい(笑)
こんなことを言ってはあれだけど、こういうのって大事なんじゃないかなぁ。みんな、金額の事で不安なんだよ。
確かに。見えづらいものですし…。
そう。
当社では、決まった金額の中でお葬式をご利用いただけるようなサービスを提供しておりまして、全て定額化されていて、事前にいくら掛かるか分かるので、安心していただきたいですね。
それはいいね!結婚式とお葬式っていうのはさ、言われたままの金額で、みたいなところ、どうしてもあるんだよね~。
そうですね。
なので、本当にこういうのはありがたいことだと思いますよ。
はい。
篠原さん、つばさ公益社の前にも葬儀関係の仕事をしていたそうですが、言ってみればベンチャーというか、自分で立ち上げたのはいくつの時でしたか?
そうですね、一番最初の会社は23歳の時に造った会社で…。
23歳ですよ、皆さん!
その会社を11年程やって…つばさ公益社はこれで2年目に入ったということで。
そういう訳で、最近はそういったベンチャー企業に向けたサミットがあるんですね。「信州ベンチャーサミット」の方で、篠原さんはお話しをされるようですが、これはどういったような内容のサミットなんですか?
信州ベンチャーサミットと言って、長野県で起業する方を応援しようと、長野県が主催で始まったイベントなんです。
なるほど。
今回で早くてもう7回目ということで。
ふ~ん。
これはいわゆる起業家、公募で審査をかけられまして、今回は8名が登壇する予定でして、私もそこに登壇させていただくのですが。
はい。
ビジネスプレゼンテーションというものを行います。因みに今回は基調講演で、青木ホールディングス。洋服の青木ですね、その代表の青木社長だとか…。
はいはい。
それから、八幡屋礒五郎の九代目社長の室賀様が基調講演を行ったり。
はい。
有名起業家の方々の講演の後、これからの起業家の方々がプレゼンテーションを行います。ここには、一般の方や投資家の方やビジネスマッチングを希望される企業の方や学生さんも結構みえられるようです。
そうだよね。篠原さんも、もちろんお話しをされるのでしょ?
はい、そうなんです。こちらに登壇させていただいて、ビジネスピッチというものを行う予定で。
ピッチってどういう意味なの?
非常に短い時間の中で、事業を紹介したり、PRするというものなんですね。
あぁ、なるほど。
はい。
起業家によるビジネスプレゼンテーションということで、お話しをされるそうです。これから起業しようなんていう人は、非常に参考になるんだろうな。
そうですね。今年登壇される方を見ていると、介護用ロボットだとか、介護福祉の新しい形、あとセンサーとかITの関係とか…。
ほぉ。
私は新しいお葬式の形ということでお話しをするのですが、非常に面白い会社さんが沢山出られるなぁという印象ですね。
この信州ベンチャーサミット2019が開かれるそうです。それで篠原さん、先程もお話したんだけれども、最近は本当に死を巡る色々な論議があちこちでされていますけれども…。
ええ。
今年もあちこちで篠原さん引っ張りだこで、たこができるんじゃないの?(笑)
有難い話なんですが、お話をさせていただける機会が増えてまいりまして、今年の8月と来年の1月に御代田町さんにご依頼いただきました。
はい。お話変わりますが、最近は市原悦子さんがお亡くなりになりまして。
そうですね。
私その祭壇花を見てさ、植物の花がほとんど緑だなぁと思ったんだよね。
うんうん。
あまり派手に飾られていなくて、緑一色も中々良いもんだと。先ほどのお話でもありましたが、派手にやる例と、個人的に本当にひっそりやる例と、二極分解してるような感じだね。
仰る通りですね。本当に、亡くなる方が非常に急増している時代になっていますが。現に、少し前に亡くなる方が100万人超えて、生まれる人の数を超えたというニュースを覚えていると思うのですが…。
はいはい。
今は、135万人時代という。
おぉ、1年間に?
そうなんです。最も新しい推計値なんですが、135万人ぐらいということで…以前のニュースからすると、30%ほど亡くなる人が増えているにも関わらず、実は市場規模というのは殆ど大きくなっていないんですよね。
なるほど。
今のいわゆる弔い市場というのが、全体で一点7兆ぐらいって言われているのですが、この10年程ほぼ横ばいで。
横ばいなの?へぇー。
亡くなる人が極端に増えているのに、市場が大きくなっていない。つまり、低価格化も進んでいますし。ともすれば有名人・著名人の方なんていうのは非常に豪華にされることもあると。
これからますます亡くなる方も増えてくるのですが、そういう時に本当に必要なのは、残った人がどういう風にこれから生活していくかって、物凄く大事なことじゃない。
そうですね。
これはやっぱり、目を向けないといけないよねぇ。
やはりご家族の方や送られる側の方も、一番気にされるのは残される家族がどう過ごしていくかということだと思います。ですから、準備をするというのは大事ですよね。
このコーナーではそういった問題を、分かりやすく篠原さんにこれからも伝えてもらいます。
どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。