須坂市の方からお便りをいただいております。
「この前ゼロ葬というお話し、新しい言葉を聞き、亡くなった方が別の形で管理していただけるのであれば、幸せな事だと思ってます。真剣に考えなくてはいけない問題ですね。」
と、感想いただきました。
ありがとうございます。
もうひと方、佐久市の方ですね。
「今日もおくりびとからのメッセージを楽しみにしてます。今年の六月です。主人が旅立ちました。とても寂しいお盆でした。篠原さんとは、ちょっとした繋がりで番組が始まった時からいつも聞いております。」
ありがとうございます。
「手元供養のお話しがふと頭に浮かび、篠原さんにお願いしたところ、1週間も経たずにパールの素敵なネックレスに形を変えた主人の分身が私の元に届いたのです。まだまだ寂しさは癒えませんが、いつも一緒という安心感があります。お葬式やお墓のことなど2時間もお話しをして、大変心が癒されました。まだまだお若いのにその不思議なお人柄に好感が持てました。」
ありがとうございます。
「この番組がずっと続きますようにと、お祈りします。篠原さん、陰ながら応援していますよ。」
有り難いです。
有り難いね。このパールのネックレス、旦那さんのご遺骨が入ってるんですな。
大変思い入れの深い方で、なるべく近くで感じられたらというご相談があって。
はい。
ちょうどこの番組で手元供養のご紹介をしたすぐのタイミングでお話しをいただいて、ペンダント型のパールネックレスの中に旦那さんのお骨が入っていて、身につけられるペンダントをご用意させてもらったのですが…最近は色々な供養の形がありますね。
でも、ペンダントにいつもご自分のずっと愛された方がいると思うと、辛い気持ちも分かるけれども、慰められることもありますよね。
ええ。後は仰々しくないというか、一見して普通のパールのネックレスなので周囲の人にとっても分かりづらく、そういった点でも問題が無いものと思います。
さて、篠原さん。今日はどんな話になりますかね?
今日は、お葬式の保険について少しご紹介したいと思っています。
そんなのもあるんだね、葬式保険ですか。
お葬式の保険というと、なんだろう?という感じですが、いわゆる生命保険の1つになるものなんです。
私たちの事業として、会社で3つのことに取り組んでいて、1つ目はお葬式の安心で、従来から色々提案してきていますが、喪主のいないお葬式とか、12万円ぐらいからお葬式を利用できるようなものだとか。
2つ目がお墓への安心ということで、先般ご紹介したゼロ葬というのも、ある意味お墓の新しい形ですし、手元供養や海洋散骨もそうですよね。
はい、海洋散骨ね。
そして3つ目はこれからお伝えするのですが、お金の安心という話がやっぱり大事だと思っていまして。
安心三本の矢だね。
はい。やはりお金に纏わる不安は、医療の面や介護もそうですし。
ありますよ、これは。特に老後は。
特に、子供達や残された家族になるべく迷惑をかけたくないという意味合いでは、備えをしたいという気持ちが湧いてくるのが自然かと思います。今日ご紹介するお葬式の保険は、70~85歳ぐらいの方にとって、非常に有益な情報になると思っております。
おぉ。
保険というのは、起きるかもしれないことへの備えですが、生命保険というのはある意味、確実に起こる訳ですよね。
必ず亡くなるからね。
例えば、火災保険や自動車保険はもしもの事故や火災に備えるものですが、お葬式の保険というと、確実に起こるものです。つまり、高齢になるにつれて掛け金が高くなって続けられなくなったり、高齢者や持病で入れないというのが従来の保険の形でした。
ですが、2006年に法改正があって、これまでの生命保険は子供達が大黒柱を失った時などに備える保険が主でしたが、お葬式用の保険というような、いわゆる少額、少額といっても最大300万円ぐらいの世界ですが、そういう保険が色々始まってきていますね。
でも、300万円でもあると有り難いよね。
そうですね。一般的なお葬式は、お布施など含めて200万円ぐらいが平均だと言われていますから…。その備えという意味では、200~300万円準備できれば安心ですね。このお葬式に備える保険、いくつか特徴がありまして。
どんな特徴があるんですか?
まず、受け取りが早い。生命保険は通常一週間から長ければひとつきぐらい、様々な書類を整えてから請求になるのですが、お葬式用の保険はどの会社であっても原則翌日には支払われます。
なるほど。
とある保険会社では、即日入金される、クイックタイプも始まりましたね。
早ければ早いほど有り難いよな。
そうですよね。例えば、100万円のタイプに入っていれば、事が起きたその日にその金額が振り込まれるというような保険も最近出てきています。後は、入りやすいのが特徴ですね。
入りやすい?
85歳まで入れて、100歳まで続けられます。
なるほど。
保険といえば、大体60歳を超えると様々な条件がついたりしますから…。
高くなったり、色々あるよね。
この葬儀保険は、85歳まで入れて100歳まで続けられると。そして、お医者さんの診断書や検診を受けないと入れない保険が多い中で、診断書は不要で、自身の告知だけで入れます。
へぇ~。
変な話ですが、大体7~10年ぐらい掛けていくと、やはり払込額の方が多くなってしまうこともありますので、率直に言うと、大体5年先ぐらいを考えながら掛けていくような保険です。
なるほど。葬儀保険は当然本人が受け取る訳じゃないからね。自分の息子とか、葬式を出してくれる喪主の人には凄い有り難いよね。
そうですね。実は、保険を紹介しようと思った理由がありまして、例えば預金や積み立ての様な形で子供にお金を残すこともあると思うのですが、こういった預金は相続財産になるので、お葬式の時に間に合わないケースが多くて。
そういうことだよね。
亡くなってから貯金が下ろせなくなる話は、よく耳にすると思いますが、この保険の利点は、宛先を付けられるというところでして。つまり、受取人を指定できて、且つ、相続の時にも利点があるのですが、相続人×500万円分は基本的に相続税から控除されるので、最大300万円という保険は基本的には控除の対象になります。
あと、一般的に保険というのは、2回税制優遇が受けられまして。
そういうことなんだ。
受け取りの時も500万円までは税金が掛からないというのもそうですし、払う際に、払った分が控除になるということで。
様々な保険がありますけれども、お葬式の保険というのもあるということで、是非知っていただきたいと思い、紹介しました。
葬儀保険というのは、多くの保険会社でやっているんですか?
そうですね。10社以上はあると思いますが。
本日ご紹介したいのは、「保険料一定タイプ」と言われる葬儀保険で、例えば月1,000円と保険料を決めたり。
それだったら、非常にお安いと言っていいかもしれないね。
そうですね。他には、月3,000円というプランがありまして、保険料を月3,000円に固定した場合、仮に70歳の方であれば、もしもの際に120万円を受け取れます。
なるほど。
仮に80歳になった時はどうなるんだというと、受け取りがだんだん減る訳ですが、80歳の時だと60万円ぐらいになります。
3,000円で60万円と。
大体、お葬式の保険というのは2つパターンがあって、払い額を固定するタイプと保険金の受け取り額を固定するタイプがあります。例えば、受け取り額を決める形だと、歳をとるごとに払い込みの金額が大きくなります。
なるほどね。
お葬式のような、いつ起こるか分からないことへの備えというと、現状では普通預金貯金をする方法と、定期積み立てのような、毎月目的を決めて積み立てをする形があります。あとは、互助会というのもありますよね。
ありますよね~。
今回ご紹介したお葬儀式の保険ですが、これは保険なのでお葬式費用以外にも使うことができます。現在は様々な保険がありまして、癌などの診断を受けてる方でも入れる保険があったり、色々な不安に対して安心できるような時代になってきていると感じますね。
そういうご相談にも応じるんですか?つばさ公益社は。
そうなんです。お金の安心を提供したいということも柱に据えていまして。
うん。
本日ご紹介したようなお葬式用の保険も取り扱っておりますが、当社以外にも様々な会社がありますし、色々と聞いてみてもいいと思いますね。
現代は不安に対して色々な備えが持てるようになってきていて、備えておくと日常の気持ちが違ってくると思います。
なるほどねぇ。つばさ公益社でもそういうことをお考えになって、三本の安心柱があると。
そうですね。
いつものようにつばさ公益社、篠原憲文さんのお話しでした。