後継者のいない叔父、叔母、伯父、伯母を
姪、甥がみる葬儀
あるいは、親類がおくる葬儀
見送られる側、見送る側、どちらの立場から考えるかで、ポイントは変わってきますが、ここではどちらも含む包括的な観点から考えてみたいと思います。
Q1.喪主はだれが務めるのか。
親戚の中でも一番頼りにしていた人が望ましいでしょう。
Q2.お金はどうする。貯金はあったのか。 いざという時に、親類に迷惑をかけないためにも、 見送られる側としては、葬儀代金を準備して、喪主を決めておくことが有用です。
POINT👉 すべての工程に対して言えることですが、予め相談して決めておくことが重要です。
見送る側も相談を受けていれば、シュミレーションが出来ますし心の準備も出来ます。親類を頼りましょう。
Q3.安置先は? 甥姪の自宅は、非現実的です。 今は核家族化も進んでいて、葬儀ができる環境の家でないケースが少なくありません。 葬儀ホール等の施設安置が望ましいでしょう。
POINT👉安置先に関しては予め葬儀社と相談しておくとよいでしょう。
Q4.参列者はだれがきますか? 亡くなったときに連絡する人を決めておく リストをつくっておく。連絡先に連絡してもらう人を決めて頼んでおく。
Q5.葬儀の規模は? お通夜、葬儀式をやる家族葬 なのか、 お通夜をしない一日葬 なのか、それとも 宗教儀式を伴わない火葬式なのか等、予め決めておくと良いでしょう。 喪主を務める人にお願いしておく。
POINT👉 元気なうちに後継者(喪主)を指名して、承諾してもらう
親戚葬 or 親類葬でお願いしたいと頼む
家族葬との違い
配偶者、息子、娘が喪主を務める家族葬と違って、
甥、姪、親類の場合は、様々な書類や資料を集めることが困難です。
予め必要な資料(遺影写真、戸籍情報・本籍住所、お金のこと、連絡先リスト)をまとめておくことが重要です。
本屋さんなどでも簡単に手に入るエンディングノートなどを活用しましょう。