お葬式といえば以前はご自宅でご安置・お通夜・葬儀と行ってきましたが、近年は自宅を使わずにホールをご利用になるご家庭が増えており、ホールでご安置を想定したプランや施設の需要が大変高まっております。「家族葬」の増加や住宅事情によりその需要は更に増しました。また、新型コロナウィルスの影響により一般葬を希望していた世帯も家族葬や火葬式を選択するケースが増えました。
私たちつばさホールも主に自宅を使わない家族葬専門ホールとしてスタートしました。つばさホール小田井はご安置室・リビングダイニング・ベッドルーム・バス・トイレなど完備し、まるで最後の家族旅行のように故人様と最後の時間をゆっくり過ごして欲しい、そんな思いのもと設計いたしました。2階に2つある家族室はバリアフリーでエレベーターを完備しております。
実際に大切なご家族を亡くしたとき、どのような流れで、またご家族様がホールでどのように過ごされているか例を挙げながら順番にシミュレーションしてみましょう。


- ご依頼を受けて、病院や施設等にお迎えに上がります
- 家族室にご安置します(各宗教、宗旨に対応いたします)
- ご葬儀について打合せいたします
- 打合せが落ち着いたところでご家族のみでお過ごしいただきます
- 遺影写真・お棺に納めたいもの・家族室で流したい音楽・枕元にお供えしたい食べ物などをご準備下さい
- 式場にて通夜式・ご納棺
- 家族室で通夜振る舞い
- ご宿泊
大切な方がお亡くなりになった直後は仮に覚悟をされていたとしても冷静でいられることは多くありません。そのような中でスムーズな打合せを行い、少しでもご安心して頂けるような空間づくりに努めています。
また、コロナ禍の今、病院や施設に入られていた場合、ご家族のお見舞いも厳しく制限されて生前中にお会いすることも中々出来なかったと多くお聞きします。悲しみや後悔が残る中で故人様との最後の時間をどうお過ごしになりたいか、ご家族様のご希望を可能な限り叶えて差し上げたいと思います。
ご宿泊される場合、家族室の鍵やオートロックの操作について丁寧にご案内いたします。通常お通夜では葬儀社の時間的制限もあり○○時まででお開きとなるケースが多いですが、つばさホールではご宿泊される際にはご家族のお時間の許す限り通夜振る舞いをして頂いております。故人様を偲び、ごゆっくりお過ごしください。
※つばさホールの火葬式・一日葬・家族葬プランは1泊2日分の施設利用料金が含まれています。家族室のご利用3日目以降は、1日/15,000円かかります。
ご家族が外出された際にお弔いなど来客があった場合は、スタッフが来客の対応を致しますのでご安心下さい。
ご安置するお部屋は和室をご用意しております。続き部屋のリビングスペースは椅子席やソファをご用意し看病などで疲労されているご家族様に負担の少ないお部屋作りを心がけております。

十人十色の過ごし方
家族室での時間を実際にどうお過ごしになられているか、例を挙げてみましょう
- 子供、孫、ひ孫が勢揃い。故人様を囲んで賑やかにお食事を。
- クラシック音楽が好きだった故人様。家族室では常に好きだった音楽を流して静かな時間をお過ごしに。
- 生前よく利用していたお寿司屋さんに出前を頼み、思い出の食事を家族と。
- 大好きだったけれどずっと我慢していたお酒。ご安置後ご家族の手でお口に含ませて、好きだったおつまみを添えて。家族で最後の宴会を。
- 絵を趣味で描かれていた故人様。お気に入りの絵を飾って好きなものに囲まれながら。特に好きだった絵は写真に撮って棺に納めました。
- 生前は仕事柄常にスーツで毅然としていた故人様。一番好んで着ていたスーツを納棺師によってお着せ替え。ご家族からお疲れ様と労いの時間を。
- まだ伝えたい言葉がある。そんな想いを手紙に込めて。まだ字の書けないお孫さんは一生懸命折り紙を折って枕元へ。
- 庭いじりが好きだった故人様。棺に納める花はお庭から摘んだ季節の花々を。
- 写真が好きでよく賞も取っていた程の腕前。お弔いに来る方に見て欲しい、そんな想いから家族室は写真を飾ってさながら個展のように。
- ただただ静かに、家族だけで最後の時間をゆっくりと。
※つばさの奏葬式(献奏による音楽葬)についてはこちら

※つばさホールではお料理など飲食のお持ち込みが可能であり、デリバリーサービスも自由にご利用頂いております。もちろんつばさホールにてお料理を承ることも可能です。どうぞご相談ください。
※つばさホール小田井では、各家族室にベッドルームもございます。ベッドの方が安心の方はご利用下さい。また、宿泊のご希望の人数に合わせてお布団をご用意いたします。
※つばさホールでは、家族室ご滞在中に無断でお部屋に入ることは致しません。打合せなどで家族室を訪れる際には必ずインターホンを鳴らします。
※ご出棺と葬儀は日程により入れ替わることがございます
- ご出棺前に一日の流れをご案内します
- 副葬品(棺に納めるもの)がある場合はご出棺前までにお伝えください (※火葬場により禁止されている物は納めることができません)
- お時間に余裕のある時は、ご家族のみで最後のお別れの時間をお過ごしください(スタッフは一時的に退席いたします)
- ご出棺~火葬場へ
- ご収骨後、葬儀式がある場合はつばさホールへ
- 葬儀式開式
- 灰寄せ(お斎)開始
- ご自宅へご帰骨(もしくはご納骨)
直接触れ合える最後のお別れの儀式 「お花入れ」
ご出棺の前に、最後のお別れの儀式を行います。棺の中にご家族やご参列の方お一人ずつより棺にお花を納めてまいります。また、副葬品がございましたらご出棺のお時間までにご用意ください。
※副葬品についてはこちらをご参考ください
ご出棺後、火葬場では棺の窓越しでのお別れとなりますので、直接触れ合えるお時間はご出棺前が最後となります。 お顔に触れたり、手を握ったりと直接触れ合いながら最後のお時間をお過ごしください。ご出棺時に流したい音楽などございましたらお早めにスタッフにご相談ください。
※ご出棺の際に、ご自宅や会社の前を通過するルートで火葬場へ向かうことも可能です。どうぞご相談ください。

厳かな葬儀式とアットホームな灰寄せ(お斎)
葬儀式は1階の式場において宗教者、もしくは無宗教などにより厳かに執り行われます。故人様をお送りする儀式として故人様のお旅立ち、そしてご家族様の未来への一歩と考えます。葬儀は大切な方の「死」を通して「命」を考える機会でもあり、親、兄弟、子供、孫、家族の繋がりや友人、恩人としての繋がり、想いを繋ぐ場でもあります。
灰寄せ(お斎)では、ご家族中心のお近しい方々でのご会食となりますので、葬儀式よりリラックスした雰囲気の中でお食事をお召し上がりください。喪主様より参列者の方へ御礼のご挨拶をしていただきますが、参列者がご家族様のみというような場合はご挨拶も省略されることも多く、皆様で献杯を捧げてアットホームなご会食の席となることもとても多くございます。
- 家族室の大型液晶に生前の思い出の写真のスライドショーを流しながらのご会食など、久しぶりに集まられた近しい方々と思い出話に花を咲かせて。
- 恩人、ご友人が集まられたお席、皆様からお一言ずつ思い出のエピソードをお聞きし故人様の知らなかった一面を改めて知る機会に。
- お好きだった音楽を流しながら、ご家族水入らずの温かなご会食の席。
つばさホールは何よりもご家族様が故人様と過ごされるお時間を大切にいたします。打ち合わせが簡潔で、葬儀費用が明確であることをまず第一に、ご家族様が最後のお時間をゆっくりとお過ごし頂けるよう努めています。
さらに対外的に逝去についてお知らせしないことやお香典供物のご辞退、逆に限られた方のみお知らせする方法など、ご希望に合わせた参列者の範囲の設定などのご相談も承っております。お気軽にご相談ください。
私たちつばさホールは故人様に伝えたい感謝やお別れのお気持ちを形にするお手伝いをいたします。事前相談やお打ち合わせの際にぜひご要望などご相談ください。
つばさホール小田井 家族室



つばさの家族葬

つばさホール小田井 385-0009長野県佐久市小田井906番地
0120-123-300 24時間365日対応
佐久平駅よりタクシーで10分
上信越自動車道 佐久I.Cより5分
佐久平斎場までおよそ5分
つばさホール小田井 施設紹介 ※合わせてこちらも御覧ください