2022.07.16 「見守りスイッチ&センサーの提供」

おくりびとからのメッセージ

武田
武田

早速、佐久のかこちゃんからお便りをいただいております。

篠原
篠原

ありがとうございます。

武田
武田

「先日、佐久のつばさ公益社さんで行われた、趣味暮らしをテーマにした横山タカ子先生の講演会に出席させていただきました。発酵食品が非常に体にいいということで、自分の健康のために、早速さしすをつくって、新生姜漬け、粕漬けもつくってみました。三日坊主にならないようにと思っておりますが…。

で、偶然にも私の高校時代の恩師、家庭科の先生が出席されておりまして、お会いできたことがうれしかったです。素敵な講演会を催してくださってありがとうございました。」

良かったですね~!こういうこともあるんだねぇ。

篠原
篠原

実は、その家庭科の先生は僕の恩師でもあって…(笑)本当に何年振りかという感じで、ご挨拶いたしましたね。

武田
武田

そうなの!?いやぁ、こういうこともあるんだね~。不思議ですね。

篠原
篠原

横山先生に繋いでいただいたご縁だなぁと思いましたね。

武田
武田

なるほど。面白いねぇ、世の中って。で、今日は手元にパンフレットがあるんですが、「見守りスイッチ&センサー」?

篠原
篠原

今日はこのスイッチ&センサーのご紹介をします。

私たちは家族葬専門のお葬式の会社ではあるのですが、安心して暮らすために、いざというときに家族が素早く気がついて駆けつけられる見守りスイッチ&センサーという機械の提供を始めます。

武田
武田

お年寄りの方がその機械を持っていて、連絡ができるってこと?

篠原
篠原

その通りです。お葬式の仕事をしていると、独居で孤独死をされるというケースに立ち会うことが結構少なくなくて、予てから問題意識を持っていました。そこで、見守りスイッチ&センサーの提供を考えました。見守りスイッチとは、自ら助けを呼ぶ、いわゆる遠隔のナースコールのようなもので、ボタンを押していただくと私たちつばさに連絡がきます。

武田
武田

なるほど。

篠原
篠原

連絡がきたら、私たちから大丈夫ですか?とご連絡をさしあげて、これで連絡が付かない場合は第二指定先ということで、ご家族へご連絡をします。

武田
武田

見守りサービスを契約いただいた方の関係者の方の情報もこちらで把握しているということですね。

篠原
篠原

はい。申し込みの際に、家族が離れて暮らしているケースも多いので、離れて暮らす家族の緊急連絡先に一報を入れます。必要に応じて、緊急駆け付けということで、24時間対応で一時間以内に駆け付けるサービスをいたします。

武田
武田

面白いことを考えるねぇ。

篠原
篠原

しかし、もしもの際に自分でボタンが押せない状況というものがありますよね。

武田
武田

そうですね。

篠原
篠原

この機械は中にセンサーが入っていまして、生活動作というものを一定時間検知しなくなったとき、例えば冷蔵庫のドア、お手洗い、玄関などに取り付けて、24時間動かなかった場合に、こちらから大丈夫ですか?と連絡をします。で、連絡がつかなければご家族へ連絡して、必要であれば緊急駆けつけをします。

武田
武田

これはすごいアイデアだね。他にやっているところある?

篠原
篠原

押せば助けてくれる、押せば話せるというサービスはありますが、こちらのサービスはより見守りに特化しています。

武田
武田

センサーなんて、私初めて聞いたよ。

篠原
篠原

まだまだ例がないですね。で、一番の特徴が、安いんです。こちらのご利用が月660円という。

武田
武田

これは安いね。コーヒー一杯の価格じゃないですか。

篠原
篠原

まさにそうなんです。この機械は携帯電話のようにSIMカードが入っているのですが、実は二年間充電がいらないんです。ですから、取り付ければ二年間そのままで大丈夫です。警備会社などでも、押せば駆けつけてくれるサービスはあったのですが、やはり月一万円前後でお高かったんですよね。

武田
武田

なるほど。

篠原
篠原

見守りを必要とされる方というのは、色々なご事情がある方もいると思いますので、機能を絞っていて、この機械でお話などは出来ないのですが。

武田
武田

でも、異変が知らされるということだけでも、すごく便利だよね。

篠原
篠原

そうですよね。これで誰が一番安心できるのかというと、もちろん本人もそうですし、離れている家族もですよね。

武田
武田

そうです、そうです。

篠原
篠原

この業界は、かつて象印さんが、マホービンという急騰ポットで動作しないときには連絡をするというようなことがあったのですが、一部サービスが止まってしまっていたりして。というのも、この見守りと駆けつけというのは、どちらかというと全国一円というよりも、地域に特化したものだと私たちは考えています。ですので、今は一時間以内に駆けつけられるところに住んでいる方限定のサービスということで。

武田
武田

なるほどね。具体的に地域でいうとどの辺りが対象ですか?

篠原
篠原

佐久市、小諸市、上田市、東御市、軽井沢町、御代田町辺りですね。

武田
武田

長野につくってよ(笑)

篠原
篠原

そうですね(笑)段々とエリアを広げられたらと思っております。

やはり、人の最後が安らかであるというのは、その人の人生を守るという意味でも結構大事なことだと思うんですよね。

武田
武田

このサービスの提供は、もう始まっているんですか?

篠原
篠原

これ、実は今日初めて発表しておりまして(笑)今月あと4日ほどでサービスが始まります。

武田
武田

こういうものがあれば安心される方も多いと思いますよ。お一人で住んでいて心配しなくていいよと言われても、何かあったらどうしようと家族は思っている方多いと思うよ。

篠原
篠原

そうですね。今は携帯電話を持っている方も多いとおもいますが、やはり、四六時中連絡をするわけにもいかないし。

武田
武田

そりゃそうだ。

篠原
篠原

で、できるなら助けを呼ぶきっかけというのは、あまり過干渉になってもいけないので本人からした方がいいと思っていて。後は先程のように、生活動作が一定期間止まったらお知らせという。ここも、時間間隔を任意で決められるので、緩やかな見守りがいい場合は24時間動作がなければ、とか。逆にすぐに分かった方がいいというような場合は、確認時間を短くするとか。

武田
武田

なるほど。その見守りサービスで駆けつける篠原さんたちも大変じゃないですか?

篠原
篠原

私たちはもともと365日24時間体制で駆けつける機能とコールセンターを持っているので、実は仕事としてはそんなに変わらないんですよね。逆に、そこを抱えているのが私たちの負担だったので、何か活用できないかというときに、見守りサービスをしようということになりました。

武田
武田

そこで発想したんですね。

篠原
篠原

一年がかりで準備してきて、このほどようやく発表できるようになったんですよね。

武田
武田

この見守りサービスも、篠原さんのアイデアがたくさん詰まっているんでしょ?

篠原
篠原

そうですね。こちら低価格なので皆さんの手に届きやすいというところと、後は…こういったサービスは色々な関わり方があるのですが、プライバシーを保護しつつ関わるのが大切かと思っています。

武田
武田

最近はそういうの、うるさいからね。

篠原
篠原

そうですね。

想定されるご利用者というのは、お一人で暮らしている本人やそのご家族はもちろんですが、地域の包括支援センターで地域の独居している方を定期訪問するお仕事がありまして、これもなかなか回り切れないという状況下で、例えば反応がなかったときにだけ大丈夫ですか?と訪問をするとか。そうして現場で働いている方の負担を軽減できないかと考えていますね。

武田
武田

後期高齢者の方、今800万人だそうです。長野県だってかなりおられますね。

篠原
篠原

そうですね。

武田
武田

益々、こういった見守りセンサーみたいなものが必要になってくるんじゃないかね?

篠原
篠原

そう思います。私たちが見ていた統計でも、日本全国で独居で暮らしている高齢者が700~800万人近くいて、この人たちが、アンケートをしたところ緊急時に頼れる方がいないとか近くに親族がいないという方が約3割いますから、日本全国でいくと、200万人くらいの方がお一人で暮らしてらして、恐らく、もしもの時にどうしようという不安は皆さん少なからず抱えていると思います。こういった方たちに、ちょっとした安心を…

武田
武田

いえ、ちょっとじゃなくて大分安心だと思います。

篠原
篠原

そうですね、これをコーヒー一杯の値段で提供開始しますということで。

武田
武田

見守りセンサーの価格が当然掛かりますよね。冷蔵庫やトイレに簡単に取り付けられるんですか?

篠原
篠原

非常に簡単ですね。機械自体は携帯電話の小さいくらいのサイズで、ボタンを押せば駆けつけが来るというのと、冷蔵庫やトイレに取り付ける際は、マグネットやネジで簡単に取り付けができます。

武田
武田

ほぉ。本体価格はいくらになりますか?

篠原
篠原

本体価格は6,600円(一回のみ)の金額です。

武田
武田

これだって、一晩飲みに行けば無くなる金額だもんな(笑)

篠原
篠原

そうですね(笑)これはバッテリーが二年間持つので、二年間継続してご利用いただける方には、半額の3,300円での提供となります。

武田
武田

そんなに安くていいわけ?(笑)

篠原
篠原

私たちとしては、元々コールセンターを持っていますし、駆けつけもしますので、特に変わりはないですね。

武田
武田

同じようなサービスをしている企業は、県内にはないよなぁ?

篠原
篠原

警備会社などで近しいサービスはあると思います。しかし、そんなにお安くないというのが特徴です。

武田
武田

そういうことかぁ。

篠原
篠原

月々一万円を切るというのは、そんなにないですよね。

武田
武田

公に発表となるのはいつ頃ですか?

篠原
篠原

一応来週を予定しています。

武田
武田

少し早めにこちらでお知らせをしたという訳ですが。これだけお安く見守りサービスが手に入るなら、安心ですね。安心するだけでもストレスは減るからね。

篠原
篠原

そうですね。もしもの際の備えができていると、気持ちが軽くなりますよね。

武田
武田

そう思いますよ。一番は、ご本人もそうなんだけど、それを見守る親戚や家族の皆さんが、かなり安心すると思うよ。

篠原
篠原

そうですね。私たちはお葬式の仕事から始まったのですが、今回はこの見守りサービスで、実はまだ終末期に向けたフォローをしていきたいと思っていますので、是非続報にもご期待ください。

武田
武田

ということで、次々新しい事業を発想してそれを実現するつばさ公益社でございますけれども、是非皆さんに見守りサービスの注目をしていただきたいと思います。

篠原
篠原

よろしくお願いします。

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