生前葬で感謝の気持ちを伝えたい!費用や知っておくべきメリット・デメリット

「生きているうちにお世話になった人に感謝を伝えたい」と思っている方は多いのではないでしょうか?

生前葬を行えば生きているうちに感謝を伝えることができ、自分の思うような葬儀で送ってもらうことができます。

しかしニュースで報道されるような有名人の生前葬を観てもどのような葬儀なのか、費用はどれくらいかかるのかイメージしにくいですよね。

そこで今回は生前葬にかかる費用や、メリット・デメリットについて解説します。

生きているうちに行われる生前葬とはどんなお葬式?

生前葬とは本人が生きているうちに行う葬儀のことです。

「生きているうちにお世話になった人へ感謝の気持ちを伝えたい」という気持ちで行う方がほとんどです。

生前葬をすればお世話になった方や自分が気持ちを伝えたい人に集まってもらうことができ、感謝を伝えることや思い出を語り合う機会になるでしょう。

一般的な葬儀とは違い自由な葬儀

生前葬は一般的な葬儀とは違い決まった形式がありません。

一般的な葬儀と同じように厳粛に行われるケースもありますが、多くの生前葬はパーティーや宴会のような雰囲気で行われます。

お世話になった方や大切な人へ感謝を伝えることが大きな目的になるため、ご本人による自分史の紹介やスピーチ、歓談などが式のメインになることが多いでしょう。

スライドショーや出し物をするなど、参列者をもてなす工夫やご本人らしさが表現できる式にすることができます。

自分がどのように感謝の気持ちを伝えたいか、どのように送られたいかを考え作り上げることが大切でしょう。

生前葬をオススメしたい人

生前葬を希望される方の理由やその思いは様々です。

  • 自分の意思で葬儀の内容を決めて見届けたい
  • 病気が進行して何もできなくなる前にお別れのあいさつをしたい
  • 家族に葬儀のことで負担をかけたくない
  • 楽しくお別れがしたい

思いは様々ですが共通していることは「生きているうちに感謝の気持ちを伝えたい」ということでしょう。

当たり前のことですが亡くなった後は自分の気持ちを伝えることはできません。

病気の進行や年齢を重ねることで認知症になったり、思うように自分の思いを表現できなくなる可能性もあります。

思いを伝えられない後悔や悲しみはご本人だけでなく、残された人にとっても取り返しのつかない悔いになります。

伝えたい思いがある人は、生前葬を感謝の気持ちを伝える機会にしてみてはいかがでしょうか。

どれくらいあれば生前葬ができる?

生前葬は決まった形式がないため、希望や内容によって費用は大きく変わります。

一般の葬儀の場合。費用の大部分を占めるのは故人の供養に必要な祭壇などです。

しかし生前葬では必要ないため、一般の葬儀よりも費用を抑えることができると言われています。

しかし生前葬は自由に内容を考えられるため、会場や演出の規模によっては一般的な葬儀よりも費用がかかる場合もあります。

小規模な形であれば5万円~30万円、大規模となると100万円を超える場合もあるでしょう。

つまり生前葬は費用を抑えた葬儀から費用をかけた大がかりな葬儀まで、ご本人の希望に合わせて組み立てることが可能になります。

招待する人数や会場の規模、演出の内容によって費用は大きく変わります。また招待客が遠方の場合は交通費や宿泊費もかかる場合もあるでしょう。

予算やどのような葬儀にしたいか具体的にイメージし、葬儀社に相談してみましょう。

生前葬を行うメリットは?

1、お世話になった方、大切な人に直接感謝の気持ちを伝えられる

「お世話になった方や大切な方に直接自分の口で感謝の気持ちを伝えられる」ということは生前葬だけが実現できるメリットです。

感謝の気持ちを伝えるだけであれば1人1人に会ったり、手紙を書くという方法もあります。

しかし気持ちを伝えたい方が遠方だったり、直接会う機会を設けることが難しい場合があります。

生前葬を行えば自分が気持ちを伝えたい人に集まってもらえるため、確実に感謝の気持ちを伝えることができるでしょう。

2、自分で好きな葬儀を自由に作り上げることができる

生前葬であれば自分の葬儀を自由に作り上げることができます。

どこで行い、どんな料理や演出をするか、会場の音楽や花などすべて自由に決めることができます。

「明るい雰囲気で行いたい」と思えば、そのように自分自身で雰囲気を作り上げることも可能です。

自分の手で自分らしい葬儀を行えること、それを見届けることができるのは生前葬だけのメリットといえるでしょう。

3、家族の負担を軽減することができる

一般的な葬儀の場合、亡くなった後に家族が葬儀の準備や会場の手配をします。

しかし生前葬では自分自身ですべての準備を行えるため家族の負担を軽減することができます。

生前葬をしておけば死後は家族葬や一日葬にするなど簡略化することができます。

ごく親しい人たちのみで葬儀が行えるため、家族の精神的・金銭的負担を減らすことができるでしょう。

生前葬を行うデメリットは?

1、家族や周りの人に理解をしてもらえないことがある

生前葬は一般的に行われている葬儀ではないため、家族や周りの人が「縁起でもない」と抵抗感を感じて反対されてしまう可能性もあります。

反対された場合でも自分がどうして生前葬をしたいか、その思いを伝え理解してもらう必要があるでしょう。

2、亡くなった後も葬儀をする場合がある

生前葬を行ってれば一般的な通夜や葬儀を省くことができますが、納棺や火葬は必ず必要です。

家族の心情として葬儀を行い供養をしたいと考える場合があるため、必ずしも家族の負担を減らすことができない場合があります。

3、一般的な葬儀よりも費用がかさむ可能性がある

生前葬をしても葬儀の費用を抑えられるとは限りません。

規模や内容によっては一般的な葬儀よりも費用がかかる可能性があります。

また亡くなった後も葬儀をすることで2回分の葬儀費用がかかる場合もあるでしょう。

まとめ

生前葬はお世話になった方や大切な人に自分自身で感謝を伝えることができ、自由に内容を決められるというメリットがあります。

しかしまだまだ認知されていないため、家族や招待する人の理解を得ることが大切です。

ぜひ今回の記事を参考にしてどのように感謝の気持ちを伝えたいか、どのように送られたいか考えてみましょう。

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