納棺

装束を着せてお化粧を施したご遺体を家族全員で支えながら棺に収めます。これを「納棺」といいます。長野県の東信エリア(佐久・小諸)では入棺(にっかん)とも呼ばれます。

装束は

仏式では、納棺の前に故人の衣装を仏衣に着替えさせます。いわゆる死装束で、経帷子を左前に着せます。最近では仏衣を着せずに、故人の愛用していた服をきせることも多くなっています。その場合は、経帷子は上から掛けるだけにします。

装束は、西方へ旅する僧侶や巡礼や修行僧になぞらえたもので、経帷子は故人とゆかりのある女性の手で縫われました。

浄土真宗では、亡くなられると阿弥陀様によって極楽浄土へ導かれると考えられておりますので、旅支度を行いません。

棺に納める

一般的には通夜の前、(東信エリアでは出棺の前が多い)に家族がそろったところで納棺します。昔は納棺は遺族、親戚、地域の人の仕事でしたが、最近はほとんど葬祭業者に任せることが多くなりました。ご遺族のお手を借りて一緒に棺にご遺体を納めます。

燃えにくいものは棺の中には入れることはできません。眼鏡や金属のアクセサリーは棺には入れずに、骨壷かお墓の中に入れてあげましょう。

 

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