家族葬とは? 低予算、小規模で葬儀ができる家族葬を解説

家族葬のつばさホール佐久平店

家族葬とは

家族葬とは、従来の一般葬とは違って、家族や親族、親戚、親しい友人などの少人数で行うお葬式のことです。

現在はお葬式に対する考え方が変わってきており、費用を抑えて自分と親しい人だけでお葬式をしてもらいたい人が増えています。

家族葬は一般葬と同様にお通夜と告別式の両方を行い、儀式が終わると火葬をして荼毘に付するのが特徴です。

本記事では、葬儀を依頼するときに、葬儀プランや葬儀社選びで困らないよう、一般葬との違いを明示したうえで、家族葬のメリットとデメリットをわかりやすく解説していきます。

家族葬と一般葬は何が違う?

従来の一般葬は親戚や親族はもちろんですが、職場や近隣、知人、友人など多くの人に参列してもらうことができます。

交友関係の多い人、40代、50代の働き盛りで亡くなった人は一般葬を行うことが多いです。

一般葬は多くの人に参列してもらえるのが良い点ですが、費用が高くなったり、遺族の精神的、肉体的な負担が増える傾向があります。

一方の家族葬は一般葬とは違って比較的少人数お葬式を行います。

比較的費用を抑えることができますし、親しい人だけでお通夜や告別式を行うので精神的な負担を減らせるのが良い点です。

また、家族葬は料金プランがわかりやすいものが多く、花祭壇、灯り祭壇、白木祭壇などの豊富な種類の祭壇が揃っているので故人の希望に応じたお葬式ができます。

以下で家族葬のメリット、デメリットをそれぞれ3つずつ解説しているので順に見ていきましょう。

家族葬のメリット

親しい人、親族だけで行うので精神的、肉体的な負担を減らせる

家族葬のメリットは、友人や親族、親戚などの親しい人だけで葬儀を行える点です。

一般葬の場合は職場や近隣、知人、友人など参列する人も多いので、参列者への連絡や当日の挨拶や受付に時間や労力が掛かってしまい、想像以上に、精神的、肉体的な負担が大きくなる傾向があります。

一方、家族葬は故人や喪主の意向に沿ったお葬式ができ、煩雑な案内や受付に時間を追われることがないので、精神的、肉体的な負担を軽減することができるのが良い点です。

親しい人だけで時間を掛けて、お見送りが出来るのは家族葬の魅力の一つと言えるでしょう。

葬儀費用を抑えられる

一般葬は多くの人が参列するので、150万円から200万円以上の費用が掛かることが多いです。

一方、家族葬は参列者が少ない分、葬儀費用が抑えられます。

また、人数で変動しないような家族葬向けのプランを出している葬儀社もあるので、事前に予算を把握しやすいメリットもあります。

弊社でも家族葬向けのプランをご用意しています↓

自分たちらしい葬儀ができる

一般葬に比べ、家族葬は身内のみで行う分、形式にとらわれずに葬儀を行うことができます。

故人の生前の趣味など、ご遺族の思いを反映させることができる自由度が家族葬にはあるので、よりご遺族の意向に寄り添った葬儀を執り行うことができます。

家族葬のデメリット

葬儀に参列する人が限られるので、後でトラブルになることがある

家族葬は精神的、肉体的な負担を軽減できるのが良い点ですが、葬儀に参列する人が限定されてしまいます。

近隣の人、友人、知人などは葬儀に参列できなかったことで、トラブルに発展することがあるので注意が必要です。

80代以降の高齢者の場合は、親戚付き合い、友人関係が減っているので家族葬でも問題ないことがほとんどです。

一方、30代から50代の働き盛りの人が亡くなると、友人や知人、職場の人などの交友関係が多くなるので、一般葬にしたほうが良いケースがあります。

人間関係のトラブルを減らしたい場合は、一般葬のお葬式をしたほうが良いこともあるので、じっくりと考えることも大事です。

以下の記事でも詳しく解説しています。

香典を受け取らないことが多いので、葬儀の費用は思ったより掛かることがある

家族葬を予定している遺族は、一般葬とは違って香典を受け取らないのが一般的です。

家族葬のメリットは小規模、少人数のお葬式なので、費用を抑えることができる点と言えます。

一般葬とは違って香典を受け取らないので、家族が予定していたよりも費用が掛かってしまうことがあります。

香典を受け取らないので、お通夜や告別式の費用は遺族がすべて負担することになります。

全体の総額は一般葬の方が負担が大きいですが、一般葬に比べて少額な家族葬もそれなりの負担があるのでしっかりと検討する必要があるでしょう。

葬儀の費用に不明瞭な点がある場合は、納得が行くまで説明をしてもらう必要があります。

見積もり後は、追加料金が発生しない所を選びましょう。

斎場から火葬場が離れていることがあり、マイクロバスなどの費用が発生することがある

一般葬の葬儀社は斎場と火葬場が隣接している所が多いので、マイクロバスを手配する必要がなく、移動がスムーズなのが良い点です。

高齢者が数多く参列する場合は、マイクロバスの費用を抑えたり、移動の負担を減らせる斎場を選ぶことができます。

一方、家族葬を中心に行っている斎場は、まだ数が少ないので火葬場と離れている立地にあることが少なくありません。

斎場から火葬場まで移動をするために、マイクロバスの費用が発生したり、離れた場所に移動をしなければならないことがあります。

参列者の年齢や事情を考慮して、あまりおおきな負担にならないよう、なるべく火葬場に近い斎場を選ぶことも大事です。

家族葬のメリットデメリット

メリットデメリット
親しい人、親族だけで行うので精神的、肉体的な負担を減らせる参列者の呼ぶ呼ばないでトラブルになることがある
葬儀費用が少額で明瞭葬儀費用が思ったより掛かることがある
自分たちらしい葬儀ができる斎場から火葬場が離れている場合が多い

まとめ

家族葬は一般葬とは違って、親族や親戚、親しい友人などの少人数で行うお葬式です。

参列する人数が少ないので、費用を抑えたり、精神的、肉体的な負担を減らせるなどのメリットがあります。

故人や喪主などの意向で家族葬を希望している人が増えていますが、メリットとデメリットの両方を理解しておくとよいでしょう。

家族葬、一般葬のそれぞれの特徴を理解したうえで、要望にあった葬儀を検討して頂ければと思います。

また、葬儀社を選ぶ時は友人や知人の評価が高く、料金プランが明瞭な所を選んでおくことを意識するとよいでしょう。

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