上田地域広域連合が管理する大星斎場と依田窪斎場は、上田市をはじめとする上田地域住民の葬儀・火葬を支える重要な公営施設です。本ガイドでは、施設の詳細情報から予約方法、当日の流れまで、ご利用を検討される皆様に必要な情報を詳しくご案内いたします。
大星斎場の基本情報
大星斎場は上田地域広域連合が運営する主要な斎場の一つで、上田市の中心部に位置し、アクセスの良さと充実した設備で多くの方に利用されています。
所在地・連絡先・アクセス
所在地:長野県上田市住吉587-1
電話番号:0268-22-0983
管理者:上田地域広域連合
車でのアクセス
大星斎場は上田市の中心部からアクセスしやすい立地にあります。上田菅平IC(上信越自動車道)から約10分、JR上田駅から約15分の距離にあります。国道18号線から住吉地区方面へ向かい、住宅地内の静かな環境に位置しています。
主要なアクセスルート:
- 上田駅方面から:国道18号を東進し、住吉交差点を北上
- 真田・菅平方面から:県道35号線を南下し、住吉地区へ
- 丸子方面から:国道152号から国道18号経由
公共交通機関でのアクセス
上田電鉄別所線「城下駅」が最寄り駅となり、駅から徒歩約15分です。ただし、火葬当日は荷物も多く、高齢の参列者もいることを考慮すると、タクシーまたは自家用車での来場をお勧めします。
周辺環境と注意点
大星斎場周辺は住宅地のため、騒音や路上駐車には十分な配慮が必要です。また、カーナビ設定時は住所「上田市住吉587-1」で正確に案内されますが、初回利用時は事前に場所を確認しておくことをお勧めします。施設入口には上田地域広域連合の看板が設置されており、分かりやすく表示されています。
火葬時間枠(1日8回)とスケジュール詳細
大星斎場では効率的な運営のため、1日8回の火葬時間枠を設定しています。各時間枠の詳細は以下の通りです:
火葬時間枠
- 09:10(出棺時刻:08:40)
- 09:50(出棺時刻:09:20)
- 10:30(出棺時刻:10:00)
- 11:10(出棺時刻:10:40)
- 12:40(出棺時刻:12:10)
- 13:20(出棺時刻:12:50)
- 14:00(出棺時刻:13:30)
- 14:40(出棺時刻:14:10)
出棺時刻の重要性
管理業務仕様書では、各火葬時刻の30分前が出棺時刻として設定されています。これは火葬炉の準備、必要書類の確認、最後のお別れの時間を確保するためです。遅刻すると後続の予約に影響するため、時間厳守が強く求められます。
所要時間の目安
- 受付・書類確認:10分
- 最後のお別れ・読経(希望により):15分
- 火葬時間:約90-120分(年齢・体格により変動)
- 収骨:20-30分
- 全体所要時間:約3-3.5時間
時間選択のポイント
午前中の時間枠(9:10-11:10)は人気が高く、予約が取りにくい傾向があります。一方、午後の時間枠は比較的予約が取りやすく、特に最終の14:40枠は空いていることが多いです。ただし、14:40枠を選択した場合、収骨が夕方になるため、高齢の参列者がいる場合は午前中または午後早めの時間を選択することをお勧めします。
季節による注意点
冬季(12月-2月)は火葬に時間がかかる場合があり、夏季(7月-8月)は午後の時間帯が暑くなるため、参列者の体調に配慮した時間選択が重要です。また、年末年始や連休中は予約が集中するため、可能な限り早めの予約をお勧めします。
待合・収骨室の収容人数と駐車場詳細
施設の収容能力
大星斎場では、各室の収容人数が管理業務仕様書で明確に定められています:
待合室
- 収容人数:25名
- 設備:椅子、テーブル、給湯設備
- 特徴:冷暖房完備、バリアフリー対応
収骨室
- 収容人数:25名
- 設備:収骨台、椅子
- 特徴:落ち着いた雰囲気、プライバシー確保
これらの収容人数は、一般的な家族葬から中規模の葬儀まで対応可能な設計となっています。ただし、新型コロナウイルス感染症対策として、実際の利用時には収容人数を制限する場合があるため、事前に確認が必要です。
駐車場の詳細
大星斎場の駐車場は以下の台数を確保しています:
一般駐車場
- 普通車:37台分
- 障害者用:2台分
- 二輪車用:5台分
大型車両駐車場
- マイクロバス:4台分
- 霊柩車専用:2台分
駐車場の特徴
- 全面舗装済み、夜間照明完備
- 車椅子対応の通路あり
- 雨天時の濡れを最小限にする屋根付き通路
- 冬季は除雪作業を実施
駐車場利用時の注意点
駐車台数には限りがあるため、参列者が多い場合は乗り合わせの協力をお願いする場合があります。また、周辺は住宅地のため、路上駐車は近隣住民の迷惑となり、絶対に避ける必要があります。駐車場が満車の場合、葬儀社が近隣の代替駐車場を案内することがありますが、追加料金が発生する可能性があります。
交通渋滞への配慮
火葬場周辺の道路は幅員が狭い箇所があるため、大型車両や複数台での来場時は、事前に葬儀社と相談し、適切な時間配分と進入ルートを計画することが重要です。特に午前中の時間枠では、通勤・通学時間と重なる可能性があるため、余裕を持った出発時間の設定をお勧めします。
依田窪斎場の基本情報
依田窪斎場は上田地域広域連合が管理するもう一つの重要な斎場で、東御市に位置し、自然豊かな環境の中で静かな雰囲気の中での火葬が可能です。大星斎場と比較して規模は小さめですが、アットホームな雰囲気と丁寧なサービスで地域住民に親しまれています。
所在地・連絡先・アクセス
所在地:長野県東御市島川原1408-イ
電話番号:0268-42-4851
管理者:上田地域広域連合
車でのアクセス
依田窪斎場は東御市の郊外に位置し、田園風景に囲まれた静かな環境にあります。上田菅平ICから約20分、JR上田駅から約25分の距離にあります。国道18号線から県道79号線(東御嬬恋線)を北上し、島川原地区へ向かいます。
主要なアクセスルート:
- 上田駅方面から:国道18号を東進し、田中交差点から県道79号を北上
- 小諸方面から:国道18号を西進し、田中交差点から県道79号を北上
- 軽井沢方面から:国道18号経由で田中交差点から県道79号を北上
- 嬬恋・浅間方面から:県道79号を南下
公共交通機関でのアクセス
しなの鉄道「田中駅」が最寄り駅となり、駅からタクシーで約10分です。公共交通機関でのアクセスは限定的なため、自家用車またはタクシーの利用をお勧めします。
依田窪斎場は田園地帯に位置し、千曲川に近い自然豊かな環境にあります。春には桜、秋には紅葉が美しく、故人を偲ぶのに相応しい静寂な雰囲気があります。周辺には住宅が少なく、騒音を気にする必要がほとんどありません。ただし、冬季は雪が積もることがあるため、路面状況には注意が必要です。
カーナビ利用時の注意点
住所「東御市島川原1408-イ」で設定してください。古いカーナビでは正確に案内されない場合があるため、事前に葬儀社で詳しい道順を確認することをお勧めします。施設入口には分かりやすい看板が設置されており、県道79号線からの入口は明確に表示されています。
火葬時間枠(1日4回)の詳細運用
依田窪斎場は大星斎場と比較して規模が小さく、1日4回の火葬時間枠で運営されています。これにより、よりゆったりとした時間配分で火葬を行うことが可能です。
火葬時間枠
- 09:10(出棺時刻:08:40)
- 10:30(出棺時刻:10:00)
- 12:40(出棺時刻:12:10)
- 14:00(出棺時刻:13:30)
時間枠の特徴と選択ポイント
依田窪斎場では、各時間枠の間隔が大星斎場より長く設定されており、前後の利用者との重複を避け、よりプライベートな環境での火葬が可能です。特に以下の特徴があります:
午前の時間枠(9:10・10:30)
- 朝の清々しい雰囲気の中での火葬が可能
- 一日の早い時間のため、参列者の体調面での負担が少ない
- 火葬後の収骨も午前中に完了するため、その後の予定が組みやすい
- 交通渋滞の影響を受けにくい
午後の時間枠(12:40・14:00)
- 午前中に最後の準備を整える時間的余裕がある
- 遠方からの参列者の移動時間を考慮できる
- 昼食後の時間帯のため、参列者の空腹を心配する必要がない
- 最終の14:00枠は比較的予約が取りやすい
出棺時刻遵守の重要性
依田窪斎場でも、火葬時刻の30分前が出棺時刻として厳格に設定されています。施設が小規模なため、スケジュールの遅れは次の利用者に大きく影響します。また、職員数も限られているため、時間厳守は特に重要です。
所要時間と待機時間
依田窪斎場では、以下のような時間配分となります:
- 受付・書類確認:10分
- 最後のお別れ・読経(希望により):15-20分
- 火葬時間:約90-120分(年齢・体格により変動)
- 収骨:25-35分(ゆっくりとした進行)
- 全体所要時間:約3.5-4時間
火葬時間中は、待合室で過ごすか、周辺の散策も可能です。天候が良い場合は、施設周辺の自然を楽しみながら故人を偲ぶ時間を過ごすことができます。
待合・収骨室の収容人数と駐車場情報
施設の収容能力と設備
依田窪斎場は、家族葬や小規模な葬儀に適した設計となっており、以下の収容能力があります:
待合室
- 収容人数:30名
- 設備:畳敷きの和室、椅子・テーブル、給湯設備、仏具一式
- 特徴:落ち着いた和の雰囲気、床暖房完備、大きな窓から外の景色を望める
収骨室
- 収容人数:30名
- 設備:収骨台、正座用座布団、椅子(希望により)
- 特徴:厳粛な雰囲気、自然光を取り入れた明るい空間
依田窪斎場の待合室は畳敷きの和室となっており、故人を偲ぶのに相応しい落ち着いた雰囲気があります。大星斎場と比較して若干収容人数が多いのは、和室の特性を活かした柔軟な配置が可能なためです。
駐車場の詳細情報
依田窪斎場の駐車場は以下の構成となっています:
一般駐車場
- 普通車:27台分
- 障害者用:1台分
- 二輪車用:3台分
大型車両駐車場
- マイクロバス:2台分
- 霊柩車専用:1台分
駐車場の特徴
- 砂利敷きの駐車場(一部舗装)
- 平坦で駐車しやすい設計
- 周囲に障害物が少なく、大型車両の出入りも容易
- 冬季は雪かきを実施
利用上の注意点と推奨事項
依田窪斎場の駐車台数は大星斎場より少ないため、参列者が多い場合は事前の調整が重要です。特に以下の点にご注意ください:
乗り合わせの推奨
- 20名を超える参列が予想される場合は、乗り合わせの協力をお願いします
- マイクロバスをチャーターする場合は、事前に葬儀社を通じて駐車可能かを確認してください
- 近隣に代替駐車場がないため、計画的な来場が必要です
季節・天候による注意点
- 冬季(12月-3月)は路面凍結の可能性があるため、滑り止め装備の準備をお勧めします
- 雨天時は駐車場が滑りやすくなるため、歩行に注意が必要です
- 強風時には、自然に囲まれた立地のため、帽子や軽い物の飛散に注意してください
環境への配慮
田園地帯に位置する依田窪斎場では、自然環境への配慮も重要です。ゴミの持ち帰り、騒音の抑制、周辺の農地への立ち入り禁止など、基本的なマナーを守ることで、地域との良好な関係を維持しています。
利用料金・付帯サービス(公定料金)
上田地域広域連合では、斎場条例に基づいて火葬料金を明確に設定しています。料金は死亡届提出時に現金で納付する必要があり、後日の支払いは受け付けていません。
火葬料金(届出時現金納付・住民区分別)
上田地域広域連合の管理する斎場では、施設の建設・運営コストの違いにより、大星斎場と依田窪斎場で料金が異なります。
大星斎場(上田市住吉587-1)
- 12歳以上:14,000円
- 12歳未満:11,000円
- 死胎:3,000円
- 胞衣:2,000円
依田窪斎場(東御市島川原1408-イ)
- 12歳以上:18,000円
- 12歳未満:14,000円
- 死胎:4,000円
- 胞衣:3,000円
住民区分による適用
上記料金は、上田地域広域連合管内(上田市、東御市、青木村、長和町)に住民登録がある方が対象となります。管外からの利用の場合は、別途加算料金が発生します。
料金納付の方法と注意点
- 納付方法:現金のみ(クレジットカード、振込不可)
- 納付場所:上田市役所市民課または各地域自治センター
- 納付時期:死亡届提出時に同時納付
- 領収書:必ず受け取り、火葬当日まで保管
料金差の理由と選択指針
大星斎場と依田窪斎場の料金差(4,000円)は、以下の要因によります:
- 建設年度の違いによる減価償却費
- 立地条件と運営コストの差
- 設備規模と維持管理費用の違い
料金だけでなく、アクセスの便利さ、希望日時の空き状況、参列者の都合を総合的に判断して選択することをお勧めします。
霊安室・待合室等の利用と持ち込み制限
霊安室の利用
大星斎場・依田窪斎場とも霊安室を備えており、火葬前の一時安置に利用できます。ただし、以下の条件があります:
- 利用時間:火葬当日の受付開始時刻から火葬開始まで
- 利用料金:基本的に無料(火葬料に含まれる)
- 収容能力:1体のみ
- 設備:エアコン、照明、基本的な仏具
待合室の利用
火葬中の待機時間(約90-120分)は、専用の待合室を利用できます:
- 利用料金:無料(火葬料に含まれる)
- 設備:椅子、テーブル、給湯設備、冷暖房
- Wi-Fi:一部エリアで利用可能
- 喫煙:指定場所のみ(建物内は全面禁煙)
持ち込み品の制限と持ち帰り義務
管理業務仕様書では、持ち込み品について厳格な規定があります:
持ち帰り必須品目
- 供花(生花)の残り
- 供物(果物、菓子類)
- ろうそくの残り
- 線香の燃え残り
- その他装飾品
これらは環境保護と施設維持の観点から、利用者が責任を持って持ち帰る必要があります。忘れ物については、一定期間後に処分されるため、当日の確認が重要です。
施設利用時のマナー
- 他の利用者への配慮(静粛にする)
- 建物内での飲食は指定場所のみ
- 携帯電話はマナーモードに設定
- 写真撮影は遺族の許可を得て行う
予約~当日の流れ
上田地域広域連合の斎場利用には、独特の予約システムがあります。効率的で確実な予約のため、以下の手順を理解することが重要です。
仮予約→死亡届→許可証発行→本予約の詳細手順
ステップ1:仮予約(死亡届提出前)
葬儀社が上田地域広域連合に連絡し、希望する火葬場と日時の空き状況を確認します:
- 連絡方法:電話での確認
- 必要情報:故人氏名、年齢、希望火葬場、希望日時(第3希望まで)
- 仮予約期限:通常24-48時間
- 変更可能性:死亡届提出前であれば変更可能
ステップ2:死亡届の提出
仮予約確保後、速やかに死亡届を提出します:
- 提出場所:上田市役所市民課または各地域自治センター
- 必要書類:死亡診断書(死体検案書)、届出人の身分証明書、印鑑
- 確認事項:故人の本籍・住所、死亡日時・場所、火葬場・火葬予定日時
ステップ3:埋火葬許可証の発行と料金納付
死亡届受理と同時に手続きを行います:
- 埋火葬許可証の交付
- 火葬料金の現金納付
- 領収書の受領(火葬当日に必要)
- 手続き所要時間:30分~1時間
ステップ4:本予約の確定
埋火葬許可証取得後、葬儀社が火葬場に連絡し、仮予約を本予約に変更します:
- 確認事項:火葬日時、参列予定者数、特別な配慮事項
- 注意点:本予約後の変更は原則不可
- 緊急時対応:やむを得ない場合の変更手続きについて事前確認
当日フロー(受付→入炉→収骨)と所要時間
火葬当日のタイムライン
出棺・到着(火葬時刻の30分前)
- 斎場到着・駐車場確保
- 霊柩車からの棺の移動
- 受付での書類確認
- 必要書類:埋火葬許可証、火葬料金領収書
受付・最後のお別れ(10-15分)
- 職員による書類確認
- 火葬炉の準備状況確認
- 最後のお別れ・読経(希望により)
- 副葬品の最終確認
入炉・火葬開始(15分)
- 炉前での最後のお別れ
- 点火確認
- 遺族の待合室移動
- 火葬時間:約90-120分
待機時間の過ごし方
- 待合室でのお食事(持参可)
- 周辺散策(依田窪斎場の場合)
- 故人を偲ぶ語らいの時間
- 収骨準備(骨壺の確認等)
収骨・お帰り(20-35分)
- 収骨開始の案内
- 収骨の進行(職員が指導)
- 埋葬許可証の受領
- 骨壺の確認・お帰り準備
全体所要時間
- 大星斎場:約3-3.5時間
- 依田窪斎場:約3.5-4時間
宮型霊柩車使用禁止規定の詳細
上田地域広域連合の管理業務仕様書では、宮型霊柩車の使用を明文で禁止しています。この規定は安全性と近隣住民への配慮から設けられています。
禁止の理由
- 施設構造上の制約
- 入口ゲートの高さ制限
- 構内道路の幅員制約
- 駐車場の設計限界
- 安全上の配慮
- 電線との接触リスク
- 他の車両との接触可能性
- 緊急時の避難経路確保
- 近隣住民への配慮
- 住宅地での目立つ車両による影響
- 騒音・振動の軽減
- 地域コミュニティとの良好な関係維持
使用可能な霊柩車
- 洋型霊柩車(一般的なバン・ワゴンタイプ)
- 車高制限:2.5m以下
- 全長制限:6m以下
- 環境配慮車両の推奨
違反時の対応
宮型霊柩車で来場した場合:
- 施設への入場不可
- 近隣での乗り換え必要
- 火葬時刻の遅延可能性
- 追加費用発生の可能性
上田地域の葬儀社は全てこの規定を理解しており、適切な車両を手配してくれます。事前の確認により、当日のトラブルを避けることができます。
副葬品ルール・持ち込み制限(事前確認必須)
火葬炉の保護と環境保全のため、副葬品について詳細な規定があります。事前の確認と準備により、当日のトラブルを避けることができます。
持ち込み禁止品目と許可品目の詳細
絶対持ち込み禁止(危険物・有害物質)
- スプレー缶・ガス缶:爆発の危険があり、火葬炉損傷の原因
- ライター・マッチ:予期しない発火・爆発の可能性
- 電池類:乾電池、充電池、ボタン電池等(有害ガス発生)
- 携帯電話・電子機器:電池と金属部品による複合的影響
- 化学繊維製品:ナイロン、ポリエステル等(有害ガス発生)
金属・ガラス製品(火葬炉損傷防止)
- 金属製アクセサリー:指輪、ネックレス、時計等
- 眼鏡・入れ歯:金属フレーム、金属留め具付きのもの
- ガラス製品:花瓶、写真立て、瓶類
- 陶磁器:湯呑み、茶碗、置物等
- 缶詰・瓶詰:金属・ガラス容器の食品類
大型・大量プラスチック製品
- プラスチック製玩具:大型のもの、電子部品内蔵のもの
- ビニール製品:大量のビニール袋、シート類
- 発泡スチロール:大型の容器、梱包材
副葬品として許可されるもの(少量に限る)
- 生花:切り花少量、造花も天然素材であれば可
- 故人の衣類:木綿、絹等の天然素材(化学繊維は不可)
- 紙製品:手紙、写真(ラミネート加工なし)、本・雑誌(少量)
- 木製品:小さな置物、数珠(天然素材)
- 食べ物:少量の菓子類(包装材は除去)
持ち込み品の確認プロセスと持ち帰り義務
事前確認(納棺時)
葬儀社スタッフが副葬品を確認し、規定に合わないものは取り除きます:
- 確認時期:納棺時
- 確認者:葬儀社スタッフ
- 対応:不適切なものは家族に返却
- 記録:持ち込み品目のリスト作成
火葬場での最終確認
火葬場職員による最終確認が行われます:
- 確認時期:火葬前の最後のお別れ時
- 確認者:火葬場職員
- 権限:規定違反品の除去指示
- 対応:除去できない場合は火葬延期の可能性
持ち帰り義務の詳細
管理業務仕様書では、持ち込み品の残りを全て持ち帰ることが義務付けられています:
持ち帰り対象品目
- 供花(生花)の茎・葉の残り
- 供物の容器・包装材
- ろうそくの残り・燭台
- 線香の燃え残り・香炉
- 故人の衣類(火葬されなかった部分)
- その他装飾品・小物類
持ち帰り時の注意点
- 収骨終了後、速やかに確認・回収
- 忘れ物は一定期間後に処分
- 特に貴重品の確認を徹底
- 次の利用者への配慮
環境保護への取り組み
持ち帰り義務は環境保護の観点からも重要です:
- 廃棄物の適切な分別処理
- 自然環境への負荷軽減
- 地域コミュニティへの配慮
よくある質問(Q&A)
上田地域広域連合の斎場利用に関して、ご遺族からよくいただく質問とその詳細な回答をまとめました。
「友引の日でも火葬は行っていますか?」
回答:運用状況の事前確認が必要です
過去には依田窪斎場で友引休場の運用が行われていた時期がありましたが、現在の状況は変動的です:
確認方法
- 上田地域広域連合への直接電話確認
- 葬儀社を通じた最新情報の取得
- 仮予約時の同時確認
友引に関する一般的な考え方
- 友引を気にされない場合は、予約が取りやすい傾向
- 六曜を重視する場合は、他の日程を検討
- 地域・家族の価値観により判断
「駐車場は何台まで利用できますか?」
回答:施設により異なりますが、計画的な利用をお勧めします
大星斎場
- 普通車:37台+障害者用2台
- マイクロバス:4台
- 霊柩車専用:2台
依田窪斎場
- 普通車:27台+障害者用1台
- マイクロバス:2台
- 霊柩車専用:1台
推奨事項
- 参列者30名を超える場合は乗り合わせを推奨
- マイクロバス利用時は事前に駐車可能性を確認
- 近隣への路上駐車は厳禁
「集合時刻は火葬時刻の何分前ですか?」
回答:30分前集合が原則です
集合時刻の詳細
- 原則:火葬時刻の30分前
- 目的:書類確認、火葬炉準備、最後のお別れ
- 遅刻の影響:後続予約への支障、追加料金の可能性
時間配分の例
火葬時刻10:00の場合:
- 9:30:斎場到着・受付
- 9:35:書類確認・火葬炉準備
- 9:45:最後のお別れ・読経
- 9:55:入炉準備
- 10:00:火葬開始
「大星斎場と依田窪斎場の違いは何ですか?」
回答:立地・料金・設備規模に違いがあります
主な違い
- 料金:大星14,000円、依田窪18,000円(4,000円差)
- 火葬回数:大星1日8回、依田窪1日4回
- アクセス:大星は市街地、依田窪は郊外
- 雰囲気:大星は利便性重視、依田窪は自然環境重視
選択の判断基準
- 費用を抑えたい場合:大星斎場
- 静かな環境を希望:依田窪斎場
- アクセス重視:大星斎場
- 予約の取りやすさ:依田窪斎場(午後の時間)
「市外居住者でも同じ料金で利用できますか?」
回答:管外利用者は加算料金が発生します
住民区分
- 管内住民:上田市、東御市、青木村、長和町の住民
- 管外住民:上記以外の住民
料金体系
- 管内住民:基本料金のみ
- 管外住民:基本料金+加算料金
- 加算料金の詳細は上田地域広域連合に要確認
判定基準
- 故人の住民登録地
- 死亡時点での住所
- 住民票の写し等での確認
「宗教・宗派に制限はありますか?」
回答:宗教・宗派に関わらず利用可能です
対応可能な宗教・宗派
- 仏教(各宗派)
- 神道
- キリスト教
- 無宗教
施設での対応
- 基本的な仏具の設置
- 読経等の宗教的儀式への対応
- 特別な設備が必要な場合は事前相談
お問い合わせ先
上田地域広域連合
- 大星斎場:0268-22-0983
- 依田窪斎場:0268-42-4851
- 上田市役所市民課:0268-23-5353
※本情報は2024年時点のものです。制度変更等により内容が変更される可能性があるため、最新情報は上記連絡先にご確認ください。
家族葬のつばさホール【公式】