今を生きるための、死に触れる対話の場「DIE・ALOGUE(ダイアローグ)」を5/26(土)に佐久市中込で開催しました。
会場は、中込商店街の中にあるコワーキングスペースTELT。
今回は、大きな窓から光が入り、植物も飾られた、明るく優しい雰囲気の会場を選びました。
参加者は高校生から70代までの男女。
年齢に大きな違いはあれど、「死への興味・関心」という共通点があるからこそ、誰もが対等に話せる場になりました。
それぞれの手をかたどった自己紹介の紙には、名前の他に、「参加の動機」や「話してみたいこと」も書いてもらいました。
書いてもらった「話してみたいこと」の中には
・死ぬことは怖いか、怖くないか
・死の意味、生の意味
・よりよい死を考えることは、よりよく生きることにつながるか
などがありました。
自分の人生の最期に大切にしたいことを考える「どせばいいカード」では、うなりながら悩む人もいれば、即決していく人もいました。
そして、最後には自分の選んだカードを共有してもらいました。
カードが終わると、各グループの話題は生きている意味や死後の世界に移っていきました。
そして、声は止まず、話は尽きず。ずっとずっと続いていく様子。
進行役として申し訳なさを抱えながら、おしゃべりを遮り、時間ギリギリで終了となりました。
DIE・ALOGUEの土台にあるのは、
死に触れることは、よりよく生きることにつながるということ。
限りある人生の時間を使って死を考えることは、後ろ向きな行為ではないということ。
楽しそうに話す参加者の皆さんの様子を見ていて、その確信が高まった時間でもありました。
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以下は、参加者の方がSNSで書いてくれた感想を一部抜粋したものになります。
・ひじょうに、面白かったです。人がそれぞれ違う、ということも体感として感じられ、興味深かった。
・家に帰ったら、石垣島のかまぼこを軽く焼いて台所で一杯。カードゲームで最後の方まで捨てられなかった「最期まで美味しいものを食べたい」という言葉と一緒に噛み締めながら、お酒と一緒に心に沁み込ませました(笑)
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再度の開催を期待する声をいただいたので、次回の準備を進めていきます。
参加者の皆様、ありがとうございました!