2021.09.18 「新店舗のお知らせと葬儀社の選び方」

おくりびとからのメッセージ

武田
武田

本日もよろしくお願いします。秋本番という事でございますが、篠原さんは何の秋ですか?

篠原
篠原

読書ですかね。

武田
武田

お、どんな本を主に?

篠原
篠原

経済書、ビジネス書ばかりなのですが、たまたま半額キャンペーンが一昨日までやっておりまして、欲しい本を10冊くらい購入し、夜寝る前に読んでいます。

武田
武田

私の歳になると、夜読書は目が疲れてダメなんだよなぁ。

篠原
篠原

私の睡眠導入剤になっています。

武田
武田

それは結構なことですね。さて、本日はどんなお話になりますでしょうか?

篠原
篠原

本日は、「葬儀会社の選び方」をご案内したいと思うのですが。

武田
武田

葬儀会社の選び方。

篠原
篠原

ちょっとその前に、つばさの新店舗のオープン日が決まりまして。

武田
武田

いつですか?

篠原
篠原

11月1日なのですが、この日に2店舗同時オープンを予定しておりまして。

つばさホール佐久中央店(一萬里敷地内)
家族葬のつばさホール上田踏入店着工
武田
武田

凄いねぇ。

篠原
篠原

ひとつは上田の踏入店で、18号線沿いにございます。もう一店舗は佐久中央店といいまして、佐久の一万里温泉さんというところがあるのですが、その敷地内にある葬儀施設になります。

武田
武田

両方とも11月1日?

篠原
篠原

そうなんです。

武田
武田

それはまた、忙しいじゃないの。

篠原
篠原

そうですね。で、見学会を11月1~7日の間で行います。

武田
武田

これ、見学したい人はどうしたらいいの?

篠原
篠原

唐突に来ていただいて大丈夫なのですが、9:00~15:00の間でお越しいただければ。先着10組様に毎日プレゼントがあるので、是非お越し下さい。

武田
武田

楽しみですね。上田踏入店と佐久中央店の2店舗同時オープンということで。全部で何店舗になったんですか?

篠原
篠原

これで5店舗ですね。

武田
武田

だよね。

篠原
篠原

我々の会社も増えつつあるのですが…。最近皆さんどうですか?お暮らしの近隣でも、新しい葬儀場が増えていませんか?

武田
武田

増えてきていますよ。

篠原
篠原

そうですよね。長野市内に関わらず、葬儀社が増えてきていると思うのですが、経済産業省のまとめでいくと、葬儀に携わる事業者数というのは10年くらい連続で減っているんですよね。

武田
武田

じゃあ、なんで増えているの?

篠原
篠原

増えているのは支店で。

武田
武田

そういうことかぁ。

篠原
篠原

大手の寡占化が進んでいて、いわゆる老舗の、昔からの葬儀屋さんというのが徐々に減っているというのが現在の時代なのですが。そんな中で、どんな基準で葬儀会社を選んだらいいのかという指針について、お話していきたいと思います。

武田
武田

よろしくお願いします。

篠原
篠原

まずは、マクロ環境といいますか、全体がどうなっているのかというのを少しお話したいのですが、今、年間でお亡くなりになっている人というのが130万人くらいと言われていて、当然、亡くなられる方の数だけお葬式がありまして。

2019年には138万人もの方がお亡くなりになったそうなのですが、毎年9月に前年の死亡者数の発表がありまして、実は、この番組で何度もお伝えしていたのですが、2020年に亡くなる方が減っている、火葬場の稼働件数が少ない、という。

毎年2万人くらい亡くなる方が増えていたのですが、昨年に関しては8.000人強、減少していて。やはり昨年は、コロナ禍で大事をとったり、緊急事態状況というものがあった中、むしろ亡くなる方が減ったという。

武田
武田

不思議な現象だねぇ。増えるっていうのは分かるけど、減るっていうのはねぇ?

篠原
篠原

恐らく、死の手前というか、入り口には小さな感染症というのがあって、発熱したり風邪の症状があって大きな病につながるということがあったと思うのですが、そういったことが減ったのではないか、と考えています。

武田
武田

つまり、それだけ注意しているという事か(笑)

篠原
篠原

帰ってきたら一生懸命手洗い、うがいをしますもんね。

武田
武田

そうだよね。

篠原
篠原

そんな形で、年間そのぐらいの方がお亡くなりになっていて。ここで葬儀価格の全国平均というのをご紹介したいのですが、今から15年くらい前の一件あたりのお葬式費用というのは、大体200万円を超えていた時代で。

武田
武田

ほ~、そうなんだ。

篠原
篠原

平均220数万円くらいというのが、過去一番高い水準だったんですよね。

武田
武田

だけど、突然200万円って大変だよなぁ。

篠原
篠原

本当に大変だと思いますし、且つ現金払いですから…。

武田
武田

そうでしょう。

篠原
篠原

和尚さんへのお布施だったり、葬儀会社への葬儀代金であったり。まぁ、香典収入がある中だとは思うのですが。これが15年ほどずっと右肩下がりで、お葬式の費用というのは下がってきていて。コロナ前という水準でいくと、全国平均葬儀費用というのが150万円前後。

武田
武田

それでも高いね。

篠原
篠原

現在は平均で大体120万円前後という、消費者協会のデータが出ておりますね。

武田
武田

ふ~ん。

篠原
篠原

つまり、依然100万円を超えたり、その前後葬儀費用が掛かっているというのが実態のようなのですが。ただ、ちょっと皆さんに考えていただきたいのですが、普段暮らしていて、広告、看板、チラシとかでは、全然違う金額を目にしていると思うんですよ。

武田
武田

こんなに高くないよね?

篠原
篠原

広告などで皆さんが目にしている葬儀費用というのは、最も安い価格のお葬式がうたわれていて、大体10万~20万円などの価格を目にすると思うんですよね。こういったお葬式というのは、いわゆる火葬だけのシンプルなものだと思うのですが。これは、地域を跨いで北海道なんかにいくと、葬儀費用0円みたいな広告が出ていたりしまして。

武田
武田

そんなのがあるの!?ほぉ~。

篠原
篠原

これは特殊なケースなのですが、ある葬儀社さんでは、コロナ感染者の方のお葬式を無料で受けているというケースや、生活保護によるお葬式で自己負担額が0円ということで0円のお葬式とうたっているケースがあったり。

武田
武田

ふ~ん。

篠原
篠原

もしくは東京や関東近郊にいきますと、死後手続きで国民健康保険証を役所に返納しますと、5万円が一律料金で返ってくるのですが、予めこの金額を充当した金額を広告で表示したりだとか…。

武田
武田

ほう。

篠原
篠原

ですので、葬儀の価格というのは一見して、数字だけ先に躍ってしまって、何の金額だろう?というのがあるようですね。

武田
武田

内実が分からないよね。

篠原
篠原

そういったことが割とよくあるようですね。ですので、葬儀会社を選ぶ指針として、サービス内容を確認するのが大事ですね。

武田
武田

これ大事ですよ。どういった内容で、そんな式になるんですか?ということだよな。

篠原
篠原

何がどのくらい掛かるのかというサービス内容と、価格が透明であるというのが一つの大事な条件だと思うんですよね。といいますのも、葬儀会社というのはタイミングで料金が違うというのがありまして。

武田
武田

どういうことですか?

篠原
篠原

葬儀会社というのは、多くの場合、会員制度というものを設けていて、事前費用として元気なうちに積み立て、もしくは入会しておくとおいくら、といったように、段階性になっていることもあります。

それと、タイミングで料金が違うというのは、ある日突然不幸に見舞われて、お葬式を依頼するという、突然の連絡での価格と、予め相談してから依頼する価格が違うということもあるんですよね。

武田
武田

う~ん。

篠原
篠原

ですので、一様にいくらと出ていても、これがどのタイミングの金額なのか、色々な切り口で見る必要があるということと、最近の特徴としては、経路によって価格が違うという。

武田
武田

経路って交通経路のことですか?

篠原
篠原

そう思いますよね。実はお葬式って入口がいくつもあって。この葬儀会社がいいなぁと思って、調べてダイヤルをする際に、その会社に繋がらないというケースが結構ありまして。

武田
武田

どうなってんの?

篠原
篠原

これは葬儀だけではなく、歯医者さんとかでも同じことがあるのですが、インターネットで葬儀屋さんの電話番号を調べると、いわゆる送客会社の番号が出てくることがあるんですよね。

武田
武田

ふ~ん。

篠原
篠原

つまり、送客会社の窓口から葬儀屋さんにいくケースと、直接葬儀屋さんにいくケースで金額が違ってくる。

武田
武田

そうかそうか。

篠原
篠原

結構たくさんのポイントで気を付けなければいけないことがあるんですよね。もちろん、プランでも違うことがあって、ある会社では積み上げ式で、搬送代、ドライアイス代…と金額が積みあがっていくケースや、もしくは一所にまとまっていて、A、Bとか選ぶだけであったりとか。

武田
武田

うんうん。

篠原
篠原

サービス内容と価格というのは、結構色々な形で違うんです、というのが1つ目でした。2つ目は、利便性で選ぶということですね。お葬式というのは、結婚式と違って離れているとできないというのがあって、長野の人で東京で結婚式を挙げる人もおられますが、お葬式はそうはいかないと。

武田
武田

それはそうだよねぇ。

篠原
篠原

これは近さや来場される方の便益が大事だというのがありますね。

あと、利便性という意味では設備の充実度といいますか、最近多いのは、ご自宅の人寄せが中々しづらい、感染対策が取りづらいというのがあって、通夜などではホールなどの広い所がいいかな、というのがありますよね。そういうところも一つの軸になるかな、と思っています。

最後に、一番大事なのは信頼性ということになるのですが、お葬式というのは未だに平均で120万円前後ですから、高額なお買い物なのですが、お葬式というのは急なことですから、急がされている状況がありますよね。

武田
武田

そうですよね。

篠原
篠原

この、契約を急がせないというのが、第一に大事だと思います。高額なお買い物で、冷静な判断をしづらい状況ですから、契約を急かさない会社がいいですよね、というのと。

武田
武田

なるほど。

篠原
篠原

後は、信頼性というと対応してくれたスタッフの人柄というのもあると思うのですが。

武田
武田

本日のお話を聞くと、お葬式を執り行うにも結構難関があるんですね!

篠原
篠原

そうなんです。結構落とし穴があると思うんですよね。で、お葬式に関係することというのは言霊もあって口に出しづらいものなのですが、驚くべきことに、事前に葬儀会社を選んでいないという人の割合は、4割と言われておりまして。

武田
武田

そうだろうなぁ。

篠原
篠原

ですから、ほとんどの方が急いで探しているんですよね。

武田
武田

ということは、今からある程度目処をつけるというか、そういうことが大事だということだよね。

篠原
篠原

見えないことによる不安感というのはあると思うので、複数の会社に出向いてお葬式というものを具体化することをおススメします。

武田
武田

そうだよね。つばさ公益社さんは大丈夫だと思いますが。新店舗の見学会も行うという事なので、是非見学してみてくださいね!

篠原
篠原

はい。よろしくお願いします。

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