位牌の種類
位牌は大きく分け2つの種類があります。
①札位牌
一人に一つの位牌で、一般的に黒塗りで金色の文字で戒名を書き入れます。ご夫婦の双方の名前を記した連盟位牌として作成することもあります。
札位牌には見た目のデザインが異なる、春日、蓮付春日、勝美、葵角切、猫丸、京千倉などがあります。ご先祖さまの位牌と種類や寸法を合わせて作るのがよいでしょう。よくわからない場合は葬祭業者または仏具店に相談すると良いでしょう。
②繰り出し位牌
ご先祖さまのお位牌をまとめて、扉の中に10枚ほどの板位牌を納めることができます。
本位牌を作る時期
四十九日・忌明けまでに、白木の位牌から本位牌へ作り変えるのが一般的です。他に1周忌やお彼岸、お盆などを見計らって用意される方もいらっしゃいます。
役割を終えた位牌
四十九日・忌明けまでは後飾り壇に安置し、その後菩提寺さまでご供養いただくのがよいでしょう。